海成段丘形成シミュレーション

海面変動と地殻変動量(隆起量),海食量との関係から,どのような海岸地形が形成されるかについてのシミュレーションです.
侵食性の海成段丘面については,実際の海成段丘にかなり近い形状を再現できることが明らかとなり,現在の地形から過去を推定する上で有効なシミュレーションです.また地形学教育にも有用なシステムです.


初期状態(35万年前)                現在

関連論文:

  1. 地形形成過程理解へのグラフィックシミュレーションの応用−海成段丘形成シミュレーションを例として, 蒔苗耕司, CSIS Discussion Paper, 62, 15-19, 東京大学空間情報科学研究センター,  2004.
  2. コンピュータシミュレーションによる海成段丘発達形態に関する一考察,蒔苗耕司,日本地理学会発表要旨集, No.64, pp.125, 2003. PDF
  3. 異なった諸条件下における海成段丘形態の差異(付録:海成段丘形成シミュレーション),蒔苗耕司,横浜国立大学大学院教育学研究科修士論文,1990.