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<ゼミ・研究室紹介>神宮字研究室(農村生態工学研究室)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年9月25日更新

生き物がにぎわう田園環境を保全する

大崎市の冬期湛水水田での調査メンバー稲穂にとまるナツアカネ

<左>大崎市の冬期湛水水田での調査メンバー。宮城県では、冬水田んぼが盛んに行われており、冬水田んぼがメダカの越冬にどんな効果を及ぼすのかを調べています。

<右>稲穂にとまるナツアカネ。赤とんぼは総称です。実際には約20種の赤とんぼの仲間がいます。

この研究室で学べること

 神宮字研究室(農村生態工学研究室)では、農村地域に生息する動植物の生態や生息場所を保全するための技術について研究しています。
 研究対象としている生き物は、水田に生息する水生動物、中でも赤とんぼに注目しています。具体的には、大崎市田尻地域の農業者と協力して赤とんぼの生息数調査を実施し、赤とんぼの保全と営農活動を両立する農業技術の開発を目指しています。この調査では、これまで専門家に頼りがちだった生態調査を農業者の皆さんと協同して実施することで、農薬が赤トンボにもたらすリスクを肌で感じてもらうことに狙いがあります。学生は調査方法の説明や調査結果の報告など、農業者とコミュニケーションを図りながらわかりやすく専門知識を伝えることを学びます。同時に科学的に信頼できる調査手法についても学びます。野生生物が好きで、保全に係る研究に対して情熱を持った学生が熱心に取り組んでいます。
 ゼミを通して学んでほしい大事なことは、(1)保全生態学の基礎知識、(2)社会に還元できる実践的な保全技術の在り方、(3)農業者とのコミュニケーションの取り方、です。

※冬水たんぼ:稲刈りが終了した冬から春にかけて、田に水を張る農法です。さまざまな鳥が飛来したり、イトミミズなどが繁殖・発生したりすることで土地が肥沃になるとともに、生物の多様性に貢献します。(別名は冬期湛水水田)


食産業学部環境システム学科 准教授 神宮字 寛

所属する学生の声

フィールドワークが中心の魅力的なゼミ

尾崎さん

自然も生き物も大好きで、研究室に閉じこもるよりも野外で調査したい。そんな思いでこのゼミに入りました。「フィールドワーク中心」という非常に魅力的なゼミです。今日も大学の近くの田んぼで、虫網片手にトンボを追いかけています。

環境システム学科4年 尾崎 学さん
(徳島県立海部高等学校出身)

 

  



関連リンク(学部・学科紹介)

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