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成人看護学,遠隔看護,ICT,災害看護学,ルーラルナーシング

病院と地域をつなぐ,ICTを活用した看護介入方法の実用化を目指して

霜山 真

看護学群

霜山 真

Shimoyama Makoto

准教授/博士(看護学)

研究内容・実践活動

  1. 慢性呼吸不全の方への遠隔看護について
    情報通信技術(ICT)を活用した遠隔医療に着目し,在宅療養中の慢性呼吸不全の方に対して遠隔看護を提供しています。遠隔的に教育支援や健康相談を行える遠隔看護システムの開発と効果検証を行っています。
     
  2. 膵がん患者会のボランティア活動について
    膵臓は,胃の後ろにある,左右に細長い臓器です。膵臓がんは発生しても症状が出にくく,早期の発見は簡単ではありません。パンキャンジャパンは,膵臓がんの早期診断・治療に関する研究促進のための支援など幅広く活動する団体で,宮城支部の方々と一緒に活動しています。​​​​​​
  3. 地域住民の防災・減災活動,まちの減災ナース活動について
    減災は,災害時において発生しえる被害を最小化するための取り組みです。東日本大震災の際の経験をもとに,地域住民の方々と一緒に防災・減災活動の推進,まちの減災ナース育成に向けた災害看護教育に取り組んでいます。
     
  4. ルーラルナーシングについて
    ルーラルナーシングはへき地看護学とも言います。宮城県のへき地における保健医療の確保のため,へき地での看護の実態やその改善に向けた研究を実践し,へき地で活躍する看護職を支援する活動を行っています。

遠隔看護に用いる在宅呼吸ケア支援システムの開発

遠隔看護に用いる在宅呼吸ケア支援システムの開発

パンキャンジャパン宮城支部のみなさんとの活動

パンキャンジャパン宮城支部のみなさんとの活動

地域住民のみなさんと一緒に防災訓練に参加

地域住民のみなさんと一緒に防災訓練に参加

産学官連携の可能性

  • 呼吸器疾患の方のQOL向上,セルフマネジメント支援方法の構築について,協力いたします。
  • ICTを活用した遠隔看護システムの開発,効果的な運用方法,実用化について,様々な方と連携して検討します。
  • 膵がん患者やご家族のみなさんと一緒にボランティア活動を行います。
  • 地域住民の方々と共に,防災・減災活動の推進およびまちの減災ナース育成に向けた取り組みを行っていきます。
  • 宮城県のルーラルナーシングの研究活動やへき地の看護師教育に取り組みます。

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