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水田生態工学・農村計画学

熱帯性感染症(デング熱)の脅威に天敵を用いて対抗します

神宮字 寛

食産業学群

神宮字 寛

Jinguji Hiroshi

教授/農学博士

研究内容・実践活動

2014年の夏、日本では約70年ぶりにデング熱感染事例が確認されました。2015年にはジカ熱感染者も確認されています。世界中で物や人の国境を越えた移動が増加する中、感染症の拡大リスクが懸念されています。この脅威に備えるため、デング熱とジカ熱の媒介蚊であるヒトスジシマカ幼虫を普段から減らす手法を開発しています。デング熱とジカ熱ウイルスは、ヒト―蚊ーヒトの感染環で成立し、ヒトスジシマカが媒介します。そして人口密集地を中心に流行します。そこで、小学校プールに生息するトンボ類の幼虫を利用し、蚊を誘引するトラップを用いてヒトスジシマカのボウフラの個体数を制御する手法を開発しました。

ヒトスジシマカの産卵を誘引するトラップ

ヒトスジシマカの産卵を誘引するトラップ

産学官連携の可能性

・公園などで蚊の発生で困っているなど相談いただければ、トラップの設置と効果の検証を行います。
・ヒトスジシマカの発生数を制御したい小学校にトラップを設置します。
・ヒトスジシマカ幼虫の制御に最も効果的な生物の検証と新しい技術展開を考えています。

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