Keyword

疫学,公衆衛生学,人口学,人類生態学

地域人口に関する動向を調査します

萩原 潤

看護学群

萩原 潤

Hagihara Jun

准教授/博士(保健学)

研究内容・実践活動

人口は地域に関わるあらゆる意思決定の基礎資料となるものです。しかしながら人口に対する分析は国立の機関で行われることが多く,その結果施策は地域の実情とは次元の異なるものであることが多いです。
現在ではGISデータなどによるメッシュ地域における人口とその将来推計も計算できるため,地域の特徴を踏まえた上できめ細かな意思決定が可能と考えられます。
行政機関では大量のデータがありますが,これらを改めて解析することにより,毎年公開される一次情報のみならず,新たな知見を見出すことも可能であり,これによる意思決定も可能です。

日本の生存曲線。1947年の生存曲線は0歳付近で急激に減少していることがわかります。

日本の生存曲線。1947年の生存曲線は0歳付近で急激に減少していることがわかります。

某市のこれまでの人口増加と将来予測。2000年を超えるまで増加してきた人口は急激に減少に転じることがわかります。

某市のこれまでの人口増加と将来予測。2000年を超えるまで増加してきた人口は急激に減少に転じることがわかります。

年齢三区分別の将来推計。高齢者の増加とそれ以外の人口が急激に減少していることがわかります。

年齢三区分別の将来推計。高齢者の増加とそれ以外の人口が急激に減少していることがわかります。

産学官連携の可能性

  • 細かなデータ解析による意思決定支援が可能です。
  • 地域人口の動向と,将来予測をもとに細かな政策立案の支援が可能です。

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