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学生部長からのメッセージ

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年4月7日更新

大学生活を始めるにあたって

真覚学生部長

平成26年4月
学生部長  真覚 健


 高校生活でのひとつの目標である大学入試を終え、大学に入学してきたみなさんは、否応もなくこれまでとは違った生活を送ることになります。新しい生活への期待と同時に不安も感じているのではないでしょうか。
 
高校までの生活に比べて、大学ではより大きな「自由」をみなさんは手にすることになります。大学のカリキュラムは、高校までのそれに比べてより大きな選択の幅を持っています。自分で時間割を作っていくことになります。その登録も自分でしなければなりません。時間割の中には、選択する授業のない空き時間が出ることもあります。このような時間をどう過ごすのかも自由です。
 
この自由な時間をどのように使うかによって、みなさんの大学生活が有意義なものになるかが決まります。多くの自由がみなさんに与えられるということは、みなさんに「自律」を強く求めることになります。自分の責任で自分の行動を決めていくことが求められます。
 
大学生の4割が本をまったく読んでいないことが新聞で報道されました。日本の学生は、授業にはしっかり出席しているものの、予習や復習といった自律的学習時間がきわめて少ないという指摘もあります。授業で教員から「教わる」ことは学習の出発点に過ぎず、それを踏まえて、自分で考えること、自分で「学ぶ」ことが大学での学習の本来の姿です。
 
大学生活を始めるにあたって3つのことをアドバイスしておきたいと思います。「目標を持つこと」、「自分に自信を持つこと」、そして「人とかかわりを持つこと」の3つです。
 大学を卒業後、どのような人生を送るのか明確な将来設計があれば、大学で何を学ぶ必要があるのかも明確になります。もちろん目標には現実に適合させる柔軟性も必要です。明確な将来の目標を見つけられない、決められないという人も多いと思います。そのような場合でも、当面のものでよいので何らかの目標を「自覚」するよう心がけてください。
 みなさんは発達途上にあります。今できないことであっても、克服できるという見通しがあれば頑張ることができます。成長できるという「自信」を持つことが、成長するために必要です。ダメな点に目を向けるだけでなく、自分の良い点にも目を向けてください。
 みなさんが大学で身につける知識や技術、経験は、他者とのかかわりの中で発揮できてはじめて意味を持ちます。他者とかかわるためのスキルは、授業で得るものと同様に重要です。他者とかかわるためのスキルには、自分を表現するスキルも含まれます。
 大学での4年間は、無為に過ごすには長すぎる時間です。みなさんが有意義な大学生活を送ることができるよう教職員は支援していきます。困ったことがあったら、一人で悩み込まないで、誰かに話してみてください。そこからつながりが生じます。
 みなさん一人一人の大学生活が充実したものになることを期待しています。