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食資源開発学類

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年5月1日更新

東北の豊かな食資源から世界をリードする食材を生み出す。食資源開発学類

宮城をはじめ,東北は,農・畜・園芸・水産物の“食の資源”に恵まれています。これらにサイエンス・テクノロジーを駆使して付加価値を加え,未利用の食資源を開発し,優位性のある食材やその生産法を全世界に発信することで地域の活性化をめざします。

生物としての食材の生産原理を学び,理解する

さらに優れた食材や,新しい食資源,革新的生産法を考える

ビジネスとして発展させられる提案力と実践力を身につける

食資源開発学類

ピックアップ授業・演習

〔付加価値植物性食材生産実験実習〕

准教授 日渡 祐二植物の付加価値を見出し,資源として活用する。

准教授 日渡 祐二

付加価値植物性食材生産実験実習

 付加価値植物性食材生産実験実習では,植物の性質と作物生産の知識や方法論に基づいて,植物の形質改変や先端的な栽培を行います。具体的には,実験植物を用いて,ゲノム編集を使った遺伝子改変を実習します。これにより新たな性質をもつ植物を生み出し,その特徴を遺伝子工学や細胞工学の最新技術を用いて評価します。
 また,フィールドから有用微生物を探索し,分離・培養手法や作物生産に利用する技術を実習します。
 さらに,農場で作物の有機栽培等を行い,環境に配慮した栽培法の実際と新しい価値の創出法を学びます。この実習を通して,高付加価値をもつ品種の改良や生産の実践に必要な最新の知識や技術が得られます。
 またエビデンスにより物の性質や生産法を論理的に説明できるようになるとともに,食資源のみならず生物資源としての植物の活用法も提案できるようになります。


2017年3月卒業 桃井 秀樹さん遺伝子レベルで食資源開発に取り組む

2017年3月卒業 桃井 秀樹さん

 私は,麦類の遺伝子のはたらきを調べるための研究を行っています。実験実習の授業で行ったのは,植物や微生物からDNAを取り出してその配列などを分析したり,遺伝子を組み込んだ植物をつくったり,微生物や植物の細胞を培養して顕微鏡観察を行ったりと,研究に役立つ実験ばかりでした。また,食資源として植物をどのように利用するかについても学びました。こういった学びを通して,遺伝子のはたらきを調べる知識や技術を修得しました。私はコムギのモデルとなる実験植物を使って,コムギの増産に関わる遺伝子を解明する研究をしており,これは食生活に密接につながる研究です。食資源開発学類らしい,食に身近な研究内容だと思います。

〔動物遺伝育種学〕

教授 須田 義人動物の遺伝能力を改良し,安全な技術で生産性をさらに高める

教授 須田 義人

 経済的に価値の高い動物,いわゆる家畜が持つ能力を遺伝的に改良し,安全な畜産物をより効率的に生産する技術開発を行っています。その理論と技術を学べるのが動物遺伝育種学です。家畜が持つ生得的な能力を高め,人にとって都合の良い特質を発現させるように遺伝理論に基づいて改良を進めます。良質な乳や肉がたくさん作れるよう改良し,過剰な投薬を必要としない抗病性の高い家畜を作ることなど,生産現場で求められる改良目標を設定し,実現します。例えば,私たちがいつでもスーパーで1ℓの牛乳を安価に買えることや,焼肉店が肉の食べ放題を提供できることなどがその成果です。
 食資源開発学類には,動・植物分野の生産から流通に至るまで様々な専門分野があり,食材について総合的に学ぶことができます。多くの先生方が,生産現場を意識した研究教育を実践しています。私の研究室では,企業や研究機関と共同で動物用の高機能性乳酸菌を開発し,飼料添加用の抗菌剤代替物開発を行って成果をあげています。

4年岡本 美樹さん

生産も加工も学べるキャンパス

4年 岡本 美樹さん

 動物が持つ能力を分子生物学的技術や遺伝理論に基づいて改良し,望ましい方向に発揮させることを研究している動物遺伝育種学研究室に所属しています。機能性乳酸菌を利用し,病気に対する抵抗力や成長能力を改良する研究をしています。元々,動・植物の生産利用やその流通に興味があり,食を総合的に学びたいと思っていたので食産業学部に進学しました。動・植物を育て構造を調査し,特に豚を解剖して枝肉にし,製品加工まで行う実習はとても印象的でした。こういった学びの中で,白菜の根を利用した加工品を開発し,キャンパスベンチャーグランプリというイベントに出展して高い評価を得たことは良い思い出となっています。食する人のことを念頭に,食資源をどう生産し,活用し,有効なものにするか,様々な視点で食を学べる場だと思います。

食資源開発学類での4年間の学び

食資源開発学類での4年間の学び

食資源開発学類での4年間の学び [PDFファイル/192KB]

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