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教員が語る各学群・学類の魅力

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年5月1日更新

 本学では,平成29年度より学部制から学群制に移行したため,学類を超えたバリエーション豊かな専門教育が受けられるようになりました。事業構想学群と食産業学群では,学群単位で入試(推薦入試と一般入試)を行いますので,入学後1年間をかけてじっくりと自ら進む専門分野(学類)を選択することができます。看護学群は学類が1つであるため全員が看護学類で学ぶこととなります。また,新たに国際看護プログラムが開設されます。

看護学群

グローバルな視野で異文化の人々と接する看護を

塩野 悦子

国際看護プログラム 教授 塩野 悦子

 「国際看護プログラム」は,日本におけるグローバル化の進展に伴い,多様な看護の対象及び提供の場に対応できる看護人材の育成をめざして開設されました。発展途上国への支援や留学など,海外で活躍することを希望している学生などに,それに対応できる能力を身につけます。また,国内における看護の場で異文化の方々を理解し,看護を行える基礎的能力の修得を支援するプログラムです。
 1,2年次での基礎・応用英語学習のほかに,看護学群の専門科目である3年次の実践看護英語演習では海外の看護大学や医療機関での研修を経験したり,4年次には国際比較看護論を学びます。学生のうちに多くの国々と接することで,看護に限らず世界が広がりますし,多様化している世界に対応しやすい柔軟性を養えると考えています。

災害サイクルのニーズに応じた看護をめざして

佐々木 久美子

災害看護プログラム 教授 佐々木 久美子

 「災害看護プログラム」は,新たな大規模災害が予測されている日本で,将来,医療・行政・学校等で活躍できる看護職となる基礎を養うプログラムです。発災直後をはじめ災害サイクル各期での支援ができる知識と技術を身につけることを目標に,私が担当する地域看護だけでなく,成人看護,在宅看護など様々な領域の教員が関わり,実際にフィールドに出て学ぶことも特徴です。
 プログラムは,1年次の「災害活動論」,3年次の「看護マネジメント I」,4年次の「救急・災害看護論」と「災害看護支援論」で構成されています。災害看護支援論では,被災地での健康相談等を通じて課題を明らかにし,看護職の方を交えたグループワークで中長期の支援について学びを深めます。
 身につけた知識を生かして,東日本大震災発災直後から教職員と学生たちがチームを作り交代でボランティア活動に参加し,現在もボランティアサークルの学生たちが継続して活動しています。授業だけでなく課外活動もすべて学びに繋がっています。

事業構想学群

グローカルなテーマとして地域と水資源を考える

郷古 雅春

地域創生学類 教授 郷古 雅春

 地域は大都市にはない自然・文化・豊かな暮らしのポテンシャルを持っています。学類では,地域のポテンシャルを活かしながら,科学的・技術的な根拠に基づいて地域創生の政策を企画立案・実施できる人材の育成をめざします。
 私の「水資源利用学」では,水資源利用の約7割を占める農業用水やその管理制度等について理解を深め,地域におけるケーススタディをもとにその課題を考察します。また,水資源利用はグローカルなテーマでもあります。地域に根ざした日本の農業用水の管理手法は世界の援助機関から「参加型灌漑(かんがい)管理」の模範と評価されており,私自身,中国やアフリカで,その管理組織づくりに協力してきました。
食料の安定的生産のためにも農業用水の適切な管理は不可欠です。また,水資源は循環する資源だという認識を持ってもらい,その持続可能な利用方法についても考えていきます。
 日本だけでなく,開発途上国の地域も視野に入れながら,水資源の利用をきっかけとしてグローカルな地域創生についても考え,地域を担う素養を持つ人材を,日本だけでなく世界へ送り出していきたいと思っています。

自分の将来につながる実践的な学びを

金子 孝一

事業プランニング学類 教授 金子 孝一

 学類の学びでは,ビジネスを創出し,ビジネスを改善・継続させ,そのビジネスを行う企業経営に関わる知識や思考法を学びます。
 専門基礎科目でビジネスを表現する手法,評価・判断する方法や思考法を身につけ,2年次後半からの専門基幹科目で事業戦略や企業経営について学びます。また,同じ2年次では自身のキャリア形成と職業を考える科目を学び,そこから公募型のインターンシップや事業プランニングの演習につなげていく実践的な内容になっています。
 私の「ビジネスモデル論」講義では,事業を構想することは新たな価値を創造し,イノベーションを起こすことと捉え,事業を計画することに欠かせないビジネスモデルの思考法を学修していきます。

新しい技術や価値を東北から発信していこう

蒔苗 耕司

価値創造デザイン学類 教授 蒔苗 耕司

 3 次元のビジュアルをPCに映し出すコンピュータグラフィックス(CG)技術に関する授業を担当しています。実際の映像とCGで作ったものを重ねて表現するARやゲームエンジンを使った演習など,実践的な内容です。
 価値創造デザイン学類にはメディアやWebをデザインする感性情報デザインコースと,建築物やインテリアも含め快適な生活環境を創る生活環境デザインコース,その中間に造形的なものづくりのエリアがあります。
東北地方に根づいたデザインに新たな命を吹き込んだり,新しい技術を東北発信で創っていきます。
 新しいものを創りたいという志を持った学生に来てほしいと思います。

食産業学群

食資源開発の最先端技術を学ぶ

菊地 郁

食資源開発学類 准教授 菊地 郁

 食資源開発学類では,私たちの食べる食品の素材である穀物・野菜・果物,食肉・乳製品などの食材の生産・流通革新の最先端を学びます。
 例えば,私が担当する「アグロテクノロジー」の講義では,園芸作物の生理機構を基に新たに開発された最先端技術による野菜・果物の生産方法を教えます。この講義で学ぶ技術は,既に実際の生産現場にも活用されています。苺の一大生産地だった宮城県の山元町と亘理町は,津波で壊滅的な被害を受けましたが,震災復興の手立てとして,太陽光型植物工場が多数建設されています。さらに,ICTやロボットなどを使った新しいテクノロジーも導入され,新しい食資源開発の技術は日本の食料基地・東北を大きく変えようとしています。

物作りの原則から食産業を考える

君塚 道史

フードマネジメント学類 准教授 君塚 道史

 フードマネジメント学類では,安全で安心な食品を安定的に供給できるフードシステムの構築のための製造技術,衛生管理,貯蔵法,食品流通のしくみなどを学びます。
 私の担当する「食品工学」の講義では,物作りの共通言語である加工方法の原理について学びます。みなさんの身の回りにはどんな加工食品がありますか?レトルト食品,冷凍食品,缶詰,カップラーメン,スナック菓子…色々あります。これらを『物』として眺めてしまうと,それぞれ異なる食品で終わってしまい,物作りの本質が見えてきません。しかし,『加工手段』(混合,粉砕,乾燥,加熱,冷却,加圧,乳化,反応)で眺めてみると,一見異なる食品にも,共通した操作が用いられていることに気付くでしょう。原料や商品といった表面上の違いに惑わされていては新たな商品を生み出すことはできません。現象(本質)を見極められることが,商品を開発するうえで,とても大事なことと言えますね。