食料消費経済研究室

森田 明(フードビジネス学科/教授)

日本の戦後の食の変化と社会の関係について研究しています

1945年,日本が敗戦した後,日本の食は急速に変化します。当研究室では,その変化がどのような形で起こったのか,その変化の原因は何かについて研究しています。
そのためには,それまでの食生活の様子や,日本人の食に対する精神性や態度というものの変遷・歴史というものも知っておく必要があります。食の供給のあり方(農業生産や貿易)も研究の対象になります。戦後の日本の食の変化は,しばしば経済成長によるManifest Destinyのように説明されることが多いのですが,詳細にみるとさまざまな要素のからみあうものであることがわかってきます。
その複雑にからみあう要因を解きほぐし,理解できる形に提供し直していくことを当研究室では進めています。

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