井上 誠

井上 誠

Makoto Inoue

1957年

所属 事業構想学群
学位 博士(工学) 鹿児島大学 1999年
工学修士 九州大学 1982年
researchmap https://researchmap.jp/read0063007

学歴

1980年3月 九州大学工学部建築学科卒業
1982年3月 九州大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了
1999年3月 鹿児島大学大学院理工学研究科システム情報工学専攻博士後期課程修了

主な職歴

1982年4月 清水建設株式会社研究所
2000年4月 福山大学工学部建築学科 助教授
2006年4月 宮城大学事業構想学部デザイン情報学科 教授
(2023年3月退職)

専門分野

建築計画,建築企画

所属学会・社会活動等

日本建築学会,日本都市住宅学会

主な著書・論文

<論文>研究執務スペースにおけるフリーアドレスのユーザー満足度評価に関する研究(1996年)
<著書>『人間-環境系のデザイン』「フリーアドレス・オフィス」の実践(1997年)
<論文>建築におけるプログラミングの有効性に関する研究(1999年)
<論文>民間分譲マンションのプログラミング・プロセスの実情(1999年)
<論文>大学キャンパスにおける学生の日常生活施設に関する研究(2005年)
<論文>現状施設の使い方と改善課題について 大学キャンパスにおける学生の日常生活施設に関する研究(2008年)
<論文>利用経験期間によるユーザーの使い方の相異 大学キャンパスにおける学生の日常生活施設の計画に関する研究(その2)(2009年)
<論文>大学キャンパスにおける設計教育環境の整備に関する研究(2010年)
<論文>設計課題演習における施設とPCの使われ方 大学キャンパスにおける設計教育環境の整備に関する研究(2011年)
<著書>『吉武泰水山脈の人々 建築計画の研究・実践の歩み』「太田利彦 建築の設計方法(設計プロセス)研究の草分け」(2011年)

研究内容

「建築におけるプログラミング・プロセスに関する研究」
建築の発注者(オーナーや居住者,ユーザーなど)の要望把握,法的制約や周辺環境などの整理,確認にはじまり,設計条件(設計に対する与条件)を具体化するプロセスや方法に関する研究。
「POE(Post-Occupancy-Evaluation 居住後評価)に関する研究」
新築・改修など,新しい施設・空間の実現後におこなう居住者(利用者)による満足度評価,専門家による客観評価などの方法に関する研究。
「フリーアドレス・オフィスに関する研究」
各自の席を固定せず,すべてを共用することで,限られたスペースで利用可能な机上面積の拡大や業務・作業内容に応じたスペースの選択を可能にするオフィス・レイアウト,運用のシステムに関する研究。
「大学キャンパスの計画に関する研究(キャンパスFM研究)」
講義施設,福利厚生施設など,大学キャンパスにおける施設計画のあり方(使われ方,必要施設,規模,配置など)に関する研究。

講演等が可能なテーマ

建築におけるプログラミングとは

学生へのメッセージ

建築プログラミングや各種用途施設の建築計画を主な研究テーマとしています。「回答づくり」ともいえる設計だけでなく,計画条件という解くべき「問題づくり」にあたる建築プログラミングに関する知識や技術を学んでほしいと思っています。

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