自動車産業論(産業集積人材養成プログラム)
開講時期:2年後期 単位数:2単位 (金曜4・5時限隔週)
担当教員:蒔苗耕司・田中敏久(コーディネータ)ほか
[概要]
近年の東北地方への完成車工場の進出に伴い,関連する様々な企業の東北進出が相次いでいる.このような自動車産業の集積により,自動車産業が東北地方,とりわけ宮城県の将来の基幹産業となることが予想され,それらに携わる人材養成が急務になりつつある.そこで本講義では,自動車がどのようにつくられるのか,そしてその産業構造を知るとともに,将来の自動車産業がどのようなものになるのかについて考える.
[到達目標]
[1]自動車の製造工程を知るとともに,それを取り巻く産業構造について
理解する.
[2]自動車や交通を取り巻く諸問題とその問題解決への取り組みを知る.
[3]地域における自動車産業集積の将来についての自分の意見を明確にする.
[講義概要]
[1]ガイダンス(コーディネータ,10/22)
[2]
次世代自動車 による自動車産業の構造変革と自動車産業の将来
(東京大学 田中敏久客員教授,10/22)
[3][4]自動車の製造プロセスとライフサイクル
(日本大学 景山一郎教授,10/29)
[5][6]自動車産業の構造
山本強(北海道大学 山本強教授,11/12)
[7][8]進化する自動車(東京大学 堀洋一教授,11/26)
[9]自動車交通を取り巻く諸問題
(東京大学 桑原雅夫教授,12/17)
[10]道路・交通・自動車の新しい関係(同上)
[11][12]
次世代のモビリティ
(東京大学 須田義大教授,1/21)
[13][14]特別講演(トヨタ自動車
渡邉浩之技監,1/28)
[15]まとめ(コーディネータ)
[評価方法・評価基準]
毎回の講義で課するショートレポート(50点)及び最終課題(50点)により評価を行う.
[教科書]資料を配布する.
[参考書]適宜,講師より指示する.
[備考]