1.変数の定義

 使用する変数はあらかじめ定義しておくことが望ましい.
 
 
DIM (変数名) AS 変数型
宣言
サイズ
値の範囲
整数型 INTEGER 2バイト -32,768 〜 32,767
倍精度整数型 LONG 4バイト -2,147,483,648 〜 2,147,483,647
単精度浮動小数点型 SINGLE 4バイト -3.402823E38 〜 -1.401298E-45 (負の値) 
1.401298E-45 〜 3.402823E38 (正の値)
倍精度浮動小数点型 DOUBLE 8バイト 1.79769313486232E308 〜 -4.94065645841247E-324 (負の値) 
4.94065645841247E-324 〜 1.79769313486232E308 (正の値)
文字列型 STRING 固定長 
可変長
最大32767文字

変数名の決まり

2.データの入力と出力

データ入力(キーボードからの入力)

 
 INPUT [メッセージ;] 変数 [,変数・・・]              [ ]は省略可
   例) INPUT A          キーボードの入力を変数Aに入力する.
             INPUT "A=";A
 

データの出力(ディスプレイへの出力)

 
 PRINT  [メッセージ;] 変数 [,変数・・・あるいは;変数]
   例) PRINT A          Aの値をディスプレイに出力する.
             PRINT "A=";A
 
 

3.FOR..NEXTループによる繰り返し演算

 
FOR ループ変数=初期値 TO 最終値 [STEP きざみ値] 
  実行文 
NEXT [カウンタ変数]

 コンピュータに同じ処理を決められた回数だけ繰り返したい場合に用いる.
 

FOR..NEXTループを用いた計算

(演習) 
1) 1からキーボードによって入力した数値までの和を求めるプログラムを書きなさい. 
2) 0+2+4+・・・・+1000の値を表示するプログラムを書きなさい. 
  (注意:変数宣言を変える必要がある) 

(応用問題) 
1)元金G円,利率R%,Y年預けたときの複利での元利合計Mは, 
  M=G(1+R/100)Y
   で求めることができる. 
 元金,利率,年を入力した場合における元利合計を求めるプログラムを作成しなさい. 

2)コード3-6において表示される1+2+・・・=において,それぞれの色を変えて表示するため
 にはどのようにすればよいか.. 
  (COLOR は0から15までの整数のみ許容する) 
 

補足)
1)無限ループに陥った場合あるいは処理を強制停止させたい場合

2)画面のクリア 3)QBASICの色番号