地域政策論
宮城大学
後期 火曜 16:10〜17:40
- 講義題目
- 授業概要
- 地域政策は、国レベルでは、国土計画、都市計画、農村計画等からなっている。それらの計画を元に、地方自治体レベルでは、産業政策、医療や福祉、教育、交通、防災、といった住民の生活すべてに関わる課題を扱うことになっている。今日、自治体では、市民参画や行財政の改革が課題とされ、道州制などの新たな地方制度が考えられるようになった。地域政策論はこれらをすべて対象とするが、目的は、地域活性化策の模索をすることにある。
本講義では、特に国土政策(全国総合開発計画)、住民参画、地方自治体の行財政改革について重点的に講義し、地域活性化の具体例について非常勤講師を交え体系的に講義する。
- 到達目標
- 国土計画と社会基盤整備が地域社会に与えた影響について理解する。
- 都市計画とコミュニティ活動が地域社会に与えた影響について理解する。
- 地域活性化のアウトラインについて理解する。
- 授業内容と進度予定(徳永担当分)
- 全国総合開発計画の変遷
- 全国総合開発計画の課題
- 国土形成計画とその課題
- 社会基盤整備の制度と財源
- 災害の歴史とまちづくり
- 東日本大震災からの復興と課題
- 成績評価方法
- 各教員ごとのレポートまたは試験の合計により評価する。
- 参考書等
- 講義資料【H29年度 徳永担当分】(受講者限定)