新着情報
24.12.10
11/30食産業学群の学生を対象とした「耕運機・トラクターの安全な取り扱いセミナー」を坪沼農場で開催しました
農林水産省が推進する女性農業者の活動を支援する取り組みである農業女子プロジェクトの一環として、11月30日、食産業学群の学生9名を対象とした、耕運機や最新型トラクターなどの安全な使用方法を学ぶ体験セミナーを開催しました。※セミナーの開催にあたる機器の貸し出し・操作指導について、井関農機株式会社に全面的にご協力いただいています。
耕運機・草刈り機・トラクターなど最新の農業機械を、専門家の指導を受けながら学ぶ
今回のセミナーでは、9名の学生が3班に分かれ、耕運機・最新のラジコン草刈り機・GPSを利用した直進走行アシストトラクター3種のうち、それぞれ2機種を全員が操作・体験しました。井関農機からは農業女子応援プロジェクトとして女性職員により設立された「さなえ倶楽部」のメンバーをはじめ9名の職員が参加、マンツーマンで操作方法を指導しました。これらの体験は、宮城大学とイオンワンパーセントクラブが連携して取り組んでいる「宮城大学チアーズ農園」で学生たちが農園の管理作業をする際に役立てる予定です。
参加した学生のコメント
- トラクターや草刈機を使用したのは初めてで、どのように操作するのかを学ぶことができてとても良い経験になった。
- 安全が考慮されていたり、力が無くても簡単に動かせたりなどの使いやすさがあって楽しく取り組むことが出来ました
- トラクターに乗ったことがありませんでしたが、有能な直進アシストを体験することができました。また、農業の経験や技術がない人や女性が農業を始めやすい環境づくりに徹していると感じました。
作田教授は「農園活動用に導入した耕運機等の安全な使用方法を基礎からしっかり理解でき、自分達で活用するイメージや自信がついたのではないか。また、最新のスマート農業機械やトラクターへの運転など今後の農業の姿をイメージするきっかけにもなったようです」とコメントしています。
井関農機株式会社について
1926年に愛媛県にて創立。「食と農と大地」のソリューションカンパニーとして、農業用機械や景観整備用機械の開発、製造、販売・サービスを日本を始めとする、欧州、北米、アジアにて展開しています。女性農業者が抱える課題解決に向け、2013年より農業女子プロジェクトに参画し、農機取り扱いセミナーなどに取り組んでいます。
宮城大学坪沼農場とは
食産業学群の太白キャンパスから8kmほど離れた坪沼地区にある附属農場であり、総面積は約31.4haあります。水田、畑、牧草地、ビニールハウス、牛舎、豚舎、作業保管施設などの生産施設、講義室、厨房などの施設も有しています。