2019年8月7日、宮城大学大和キャンパス大講義室にて全学SD（スタッフ・ディベロップメント）・FD（ファカルティ・ディベロップメント）を実施し、役員・教職員合計187人が参加しました。

第1部では、立教大学学生相談所カウンセラーであり、現代心理学部の山中淑江教授をお招きし、「現代の学生の傾向と対応について－学生相談から考える－」をテーマに御講演を賜り、現代の学生の状況や学生に接する際のポイント等について、立教大学での事例を交えながらご説明いただきました。その後5～6人のグループに分かれ、「宮城大学生の対応に困った例、うまくいった例」と題したグループディスカッションを行い、活発な意見交換が行われました。

第2部では、レイ法律事務所の髙橋知典先生をお招きし、「大学におけるハラスメントリスクとその防止策・対応について」御講演を賜り、ハラスメントにおける2重の基準や大学がハラスメントの起きやすい環境であること等、具体的な事例をもとにご説明いただき、ハラスメントを生じさせない環境づくりや関係性の持ち方を学びました。

最後に、若居学生支援グループリーダーより「宮城大学障害を理由とする差別の解消の推進に関する教職員対応要領」に関する説明を行い、本学の取り組みについて知見を深めました。