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職場環境改善,職業性ストレス・メンタルヘルス対策,働き方改革

職場環境改善活動の支援-活き活きとした職場づくりのためのポジティブアプローチ-

髙橋 修

事業構想学群

髙橋 修

Takahashi Osamu

教授/修士(経営情報学)

研究内容・実践活動

2015年に労働安全衛生法が改正施行され,メンタルヘルス不調の未然防止(一次予防)を目的としたストレスチェック制度が義務化されました。またそれに伴って,職場環境改善の実施が努力義務化されました。職場環境改善とは,職場におけるストレス要因となりうる職場環境を特定し,それらをより望ましい状態にするための対応策をとることです。近年では,職業性ストレス・メンタルヘルス対策の中でも,よりポジティブな予防的活動として重要視されています。

この職場環境改善に関しては,改善効果が認められることや科学的根拠がある方法であることが明らかにされています。私の研究でも,労働者が主体的に参加した活動や活動支援者が存在した活動では,改善効果が認められる比率が高いことが明らかになりました。

職場環境改善の具体的な進め方は,下図のとおりです。まず,職場成員全員がストレスチェックを実施して,職場のストレス要因などの現状を把握します。次に,ストレス要因を軽減させる改善策を話し合い,6ヵ月~1年にわたり改善活動に取り組みます。その後,再度ストレスチェックを行い改善活動の成果を評価します。そして,それらを次期の改善活動に活かします。

職場環境改善は,PDCAサイクルを回しながら継続する地道な活動です。

職場環境改善は,PDCAサイクルを回しながら継続する地道な活動です。

産学官連携の可能性

私は,民間企業や地方自治体などから依頼を受けて,職場環境改善活動の支援を行ってきました。これまでの実績は,造船企業,化学企業,IT企業,電力企業,自動車部品企業,消防署,国立大学法人などです。具体的には,以下の3つの活動を支援します。

  1. 導入支援:人事総務部門と打ち合わせを行い,対象職場の選定や集団分析の実施,活動推進者の教育などを支援します。
  2. 改善策立案支援:活動推進者と職場成員を集めて,集団分析結果を使った改善策立案グループワークのファシリテーションを行います。
  3. フォローアップ:職場環境改善活動の期間中,活動推進者に対して,活動状況に応じた助言や各種質問・相談に回答します。

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