共創・発信が生まれる、
ひらかれた場所。

デザインを通して,新しい価値をどう生み出していくか。

日々変化する社会環境を観察し,多様な課題を解決へと導く論理的思考力と表現力,“デザイン思考” は,宮城大学で学ぶ全ての学生に必要とされる考え方です。

ビジネスにおける事業のデザイン,社会のデザイン,生活に関わるデザインなど 3学群を挙げてこれらを担う人材を育成するため,その象徴として 2020 年 6 月にデザイン研究棟がオープンしました。

施設内は,教員研究室に隣接した「オープンスタディ」や,専門的な研究・制作のための機材を備えたラボがあり,教員と学生が一緒にデザイン研究に取り組める環境となっています。

学群の枠を超えた知の接続/地域社会との継続的な共創/学外の先進的な知見の獲得を目指して,企業との共同プロジェクトや,デザイン教育・研究を展開する「デザインスタディセンター」として,宮城大学は東北の新たなデザインの拠点をつくっていきます。

デザインスタディセンター開設以来,学群の枠を超えた知の接続/地域社会との継続的な共創/学外の先進的な知見の獲得を目指し,東北の新たなデザインの拠点として,さまざまな実験的なプロジェクトが展開されています。

デザインスタディセンターが目指すもの。

創造的な活動は,環境を用意すれば実現できるわけではなく,その環境を活用する身体技法や,失敗を恐れずアイデアを出せる場づくりなどの技法が必要です。

また新たな閃きを得るには分野を超えた人材が交流し互いの知見を交換する機会も必要です。

大学は基本的に社会に啓かれた、様々な知が交流する場であるべきです。

宮城大学デザインスタディセンターでは「デザイン」をキーワードに学内・学外を問わず様々な人々が交流し、創造的な未来について語り合い、新たなことに挑戦する勇気を生み出す場を目指しています。

デザインスタディセンターのロゴについて。

不確実であいまいな課題と対峙するとき、デザインはこれまでの個人の領域を超えて「共創」 することが求められます。

DESIGN STUDY CENTERとは、物理的な空間としてだけでなく学内に、そして地域にひらかれた存在として様々な知識やノウハウを共有し機能させていくという「考え方」 そのものを指します。

デザイナーとノンデザイナー。

所属する学群と他学群。

大学と地域。

何となく縛られてきた目に見えない括りを解放し、これまでに見たことのない発想やアウトプットを世の中に発信していく。

そんな思想を体現したロゴマークです。