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19.12.25

12/12大和グローバルコモンズで留学体験報告会を開催しました

12月12日にグローバルコモンズ主催で留学体験報告会が開催されました。今回の報告会では、トビタテ!留学JAPANでアメリカに渡った佐々木志保さん(看護学部4年)が留学の体験を語ってくれました。

佐々木さんは2018年10月29日~2019年7月5日までアメリカ合衆国に留学、10月から12月までは語学学校に通い、1月から7月まで米国のNPO法人「Blossom Birth & Family」で産後のお母さんや新生児の面倒を見る「産後ドゥーラ」としてボランティア活動に取り組みました。「産後ドゥーラ」とは、産後間もない母親に寄り添い、子育てが軌道に乗るまでの期間、日常生活を支える職業です。

佐々木さんは実際に家庭訪問し、出産直後のお母さんや新生児とふれあう体験をしました。日本では、出産直後の母子を助ける制度が少なく、産後ドゥーラの資格化もまだ始まったばかりであるため、海外で導入が進んでいる「産後ドゥーラ」の体験は貴重な学びの機会となりました。

また、看護学群生は4年次に受験する国家試験対策のため、留学できるのか、留学してもよいのか心配する声が多くあります。留学時期の工夫や様々なサポートによって看護学群生でも留学ができること、また留学による多くの学びがその後の学修にも活かされることなどが紹介され、参加者は皆真剣に聞き入っていました。

今後もグローバルコモンズでは様々なイベントを企画していきます。

グローバルコモンズ

昨今、大学は知識を身につける学びの場であるのみならず、それらを実践で生かすための思考力を養う場として期待されています。宮城大学では、このような主体的で実践的な学び方(アクティブ・ラーニング)に学生が取り組みやすい環境づくり、学びを深める空間として4つの「ラーニング・コモンズ」を整備しています。

海外留学や語学試験などいつでも相談できるスタッフ、豊富な英語学習教材、ランゲージブース、語学練習可能なミーティングルーム、留学生が集うフリースペース、海外放送や海外雑誌が楽しめるスペース。そんな、異文化への入り口となる場所が「グローバルコモンズ」です。

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