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22.08.09

6/24 グローバルコモンズで「海外渡航時のお金のリアル」を開催しました

グローバルコモンズでは,留学中の経験を共有できるようなイベント開催しています。6月24日,グローバルコモンズ主催「海外渡航時のお金のリアル」を,オンラインと対面で同時開催しました。

フィンランドへの留学経験から留学中のお金に関する経験を学生に紹介

このイベントは,グローバルコモンズ学生アシスタントの舘澤雅子さん(事業プランニング学類4年生)が,フィンランドに留学をした経験から,留学中の支払い方法やクレジットカードの選び方,食費など,お金に関する経験を学生に紹介するイベントで,計100人の学生が参加しました。現在カナダ・バンクーバーにCO-OP留学をしている猪股美有さん(食産業学群4年生)の情報も交えながら,フィンランドとカナダに留学する際の費用や生活環境の違いについて比較しながら紹介しました。フィンランドにおける協定留学の費用は約87万円であることに対し,カナダでのCO-OP留学での費用は約150万円と,留学方法や国が異なることで予算も大きく異なることが分かりました。

参加者から事前に募集した質問には,「円からドル・ユーロへの変換方法」「支払方法について」「お金の管理方法」「チップ制度はあるのか」などがありました。円からドル・ユーロへの変換方法は,現地では基本的にカードで支払うことが多いため現金に変換することは殆どなく,変換する際はカードのキャッシング機能を利用することが多かったそうです。また,フィンランドではチップ制度が存在せず,その一方でカナダでは合計金額の10%~20%程度のチップを支払う必要がありますが,金額はお店の価格帯により変化することも。

留学中の生活に向けたアドバイスとして,家計簿や自炊の重要性が紹介されました。フィンランド・カナダ共に外食の価格が非常に高く,外食に頼ってしまうと出費がかさむため,生活する上で自炊は必須であるそうです。また,現地で使用するカードについての話では,使い過ぎることを防止するために,即時払いで上限が決められているものを利用することが推奨されます。

現地でのリアルな経験談が提供されることで,海外留学を希望する学生たちにとって非常に有益な情報を聞くことができるイベントとなりました。グローバルコモンズでは,今後も学生の皆さんの学びにつながる様々なイベントやセミナーを企画・開催していきます。

グローバルコモンズ

昨今,大学は知識を身につける学びの場であるのみならず,それらを実践で生かすための思考力を養う場として期待されています。宮城大学では,このような主体的で実践的な学び方(アクティブ・ラーニング)に学生が取り組みやすい環境づくり,学びを深める空間として4つの「ラーニング・コモンズ」を整備しています。

海外留学や語学試験などいつでも相談できるスタッフ,豊富な英語学習教材、ランゲージブース,語学練習可能なミーティングルーム,留学生が集うフリースペース,海外放送や海外雑誌が楽しめるスペース。そんな,異文化への入り口となる場所が「グローバルコモンズ」です。

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