学生の主体的な学びとチャレンジ

地域創生学類学生が
地域の歴史を受け継ぐ新拠点の創出企画に参画

富谷市の新たなビジネス創造の拠点「富谷市ビジネス交流ベース 荷宿-NIYADO-」の企画に地域創生学類の学生が参画しました。市民の声を取り入れた施設づくりを目指すため富谷市と連携し、市民参加型のワークショップなどを企画。物流や交流の拠点として地域に親しまれてきたこの場所の歴史や想いを未来に語り継ぐためのあり方を検討しました。施設の使い方やロゴマークに、学生のアイデアが取り入れられています。


食産業学群学生が
「村田町まちあるきマップ」を制作

地域の歴史・文化・資源を活かしたコミュニティづくりや、地域の方々と共に課題解決ができる人材を育成するコミュニティ・プランナープログラム(CP)。CP 実践論に参加した食産業学群の学生 2 名が、実際に町を歩き感じた歴史や人々の想いを丁寧に落とし込んだ「まちあるきマップ」を制作し、村田町役場などに贈呈しました。「まちあるきマップ」は中国語にも翻訳され、台湾での観光案内にも活用されています。


三菱地所と学生がチームを組み
こいのぼり作りのクラフトワークショップを開催

学生と三菱地所がワーキングチームを組み、地域住民との企画に取り組みました。舞台は多世代交流をテーマとした泉パークタウンの交流拠点「寺岡 Knots」。学生らがファシリテーターとなり地域の小学生との「こいのぼり作り」のクラフト製作ワークショップを企画・運営しました。PR 活動(動画の制作、チラシ・ポスターを使った小学校での広報)やイベント当日の会場設営・進行にも主体的に取り組みました。


公益財団法人米日カウンシルージャパン提供:転出厳禁

「TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム」に
看護学群学生が参加し、最先端の現状を学ぶ

看護学群卒業生の船島遥さんが、2022 年度に公益財団法人米日カウンシルージャパンが主催する「TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム2022」に 7 期生として参加しました。プログラムは、事前研修、米国研修、事後研修の 3 部構成となっており、2 週間のオンラインによる米国研修でニューヨーク、ワシントン D.C. における災害医療や看護を専門とする施設や団体から講義を受講、最先端の災害医療や看護の現状などを学びました。


おもちサークルが
お茶の井ヶ田限定商品「十日もち」をリニューアル

東北地方の産業振興や地域連携に取り組む西川正純教授が顧問を務めるおもちサークルが、お茶の井ヶ田の限定商品「十日もち」の開発を行い、県内7店舗で販売されました。お茶の井ヶ田によるこの企画は、学外での実習機会が減少している学生に実践型の学びの場を提供することで、新しい価値創造と顧客満足に繋げていくことを目的にしたもので、メニュー開発のほか、食べ歩きできる容器やロゴに学生たちのアイデアが活かされています。


看護学群が JICA 青年研修事業
「母子保健実施管理コース」を実施

看護・保健分野での国際貢献と国際交流を推進する看護学群が、JICA(国際協力機構)東北主催による青年研修「母子保健実施管理コース」の受け入れを実施しました。アフリカ地域6か国の研修員10名が仙台に滞在し、自国における母子保健上の課題解決への取り組みに資する知識や意識を向上させることを目的とした研修を行いました。大和キャンパスでの研修時には看護学群の学生と母子保健や思春期保健に関する意見交換を行いました。


食産業学群が農林水産省委託研究に参画
スマート農業を体験

宮城県や県内の農業生産法人と共同で行われた農林水産省委託研究「労働力不足の解消に向けたスマート農業実証プロジェクト」に食産業学群が参画しました。スマート農業に取り組む生産法人での現場研修を行い、農業の現場で進化するテクノロジーを直に体験。農業にスマート技術を導入するメリットや課題点を学生が具体的にイメージする機会となり、座学だけでは得ることのできない気づきと理解につながる貴重な経験となりました。


食産業学群卒業生が
東北畜産学会優秀発表賞を受賞

食の安全性と美味しさを高める観点から、動物が持つ特質を遺伝的に改良する食産業学群の須田教授。須田研究室卒業生の秋山紀賀さん(2020年度卒、現株式会社サイボクファーム所属)が、附属坪沼農場で実施していた卒業研究「竹活性炭の飼料配合による家畜排せつ物臭抑制効果と産肉性向上に関する研究」を2022年度東北畜産学会おいて共同で発表し、40歳未満で優秀な研究発表を行った者に授与される優秀発表賞を受賞しました。

企業・自治体との連携

秋保ワイナリー × 結城果樹園

企業と共同開発した「MYU シードル」
クラウドファンディングにて目標額達成

秋保ワイナリー・結城果樹園との交流から開始した地域連携プロジェクト「MYU シードル」にてクラウドファンディングを実施し、目標額を達成しました。シードルの商品開発やプロデュースに関して、学生によるアンケート調査やインタビューなどを実施して、若い女性をターゲットとした「はじめてのシードル」とコンセプトを策定しました。学内でラベルデザインコンペも開催し、東北復興支援・地域活性化を目的とした実践的なプロジェクトを通じた学びを深めています。

仙台市消防局

食産業学群と事業構想学群の学生が
仙台市消防局のプロモーションデザインに挑戦

2020 年度から研究推進・地域未来共創センターのコーディネーションにより、仙台市消防局(太白消防署)と連携し、市民の防火・防災意識向上に向けたプロモーションデザインに取り組んでいます。2022 年度は、食産業学群と事業構想学群の 3 年生がそれぞれの専門分野を活かして調査・企画・デザイン・制作に取り組み、ララガーデン長町にて、太白消防署との共同イベント「宮城大学 × 太白消防署 春の防火防災ラボ」を開催しました。

富谷市

富谷宿観光交流ステーション内に
宮城大学共創ラボ開設

2017 年より連携協定を締結している富谷市と、事業構想学群の風見正三教授・佐々木秀之准教授がアドバイザーとなって進めてきた富谷しんまち地区の旧内ケ崎醤油店跡地活用。2021 年 5 月に富谷宿観光交流ステーション「とみやど」がオープンし、とみやど内に「宮城大学共創ラボ」が開設されました。宮城大学共創ラボは今後、学生のフィールドワークやワークショップをはじめ地域で学ぶ拠点として展開されていく予定です。

宮城県

宮城県議選に向けた投票率向上の取り組み
「センキョ割 in 宮城」を提案

事業構想学群の学生が 2023 年の宮城県議会議員選挙の投票率向上を目指し、「宮城センキョ割実施委員会」を立ち上げ、「センキョ割 in 宮城」を宮城県に提案・実施しました。投票を証明する「投票証明書」を提示することで、協力店舗や企業で割引やサービスが受けられ、地域の店舗や企業と一体となった取り組みは地域活性化にも貢献しました。学生たちは、SNS による広報活動や、ホームページで協力店舗・企業の紹介も行いました。

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