キャリア・インターンシップセンターでは、学生のキャリア意識の醸成とキャリア形成の支援を目的として様々な取り組みを行っています。2023年7月6日、宮城県経済商工観光部雇用対策課との共催で「社名を伏せた交流会」を実施しました。この交流会は、県内各地で開催されており、社名を伏せた企業の担当者と学生が本音で語り合うイベントで、太白キャンパスでの開催となった今回は、食産業に関わる県内企業を中心に20社を招聘し、本学の食産業学群1年生から研究科生までの約20名が参加しました。

通常の企業説明会等では、企業の仕事内容や勤務条件などが話題の中心となりますが、今回は社名が伏せられていることから、学生たちは、就活の進め方や学生時代の過ごし方など、普段気になっていることや悩んでいることをざっくばらんに質問していました。企業の担当者も立場や建前にとらわれず、社会人の先輩として率直なアドバイスが行われていました。はじめは緊張の面持ちで会場に集まった学生たちでしたが、グループに分かれてトークが始めると、リラックスした様子で社会人とのコミュニケーションを楽しみました。

参加した学生からは、「普段は機会がなく、聞くことができないようなこともフランクに質問できてよかった」「企業名を知らない状態で話すことで、自分の興味や価値観を大切にしたコミュニケーションができた」「大学生活をどのように過ごすべきか、たくさんの気づきがあった」といった感想が寄せられました。今回の交流会を通じて、学生たちは「社会人」を身近に感じるとともに、自分がどんな社会人になりたいのかを意識するきっかけとなりました。「社名を伏せた交流会」は継続して実施予定ですので、学生のみなさんはぜひご活用いただけますと幸いです。

キャリア・インターンシップセンターは、大学卒業後に地域や社会で活躍したい学生を支援するため、キャリア教育支援プログラムやインターンシッププログラムを提供。また専門職員による進路相談や就職支援体制を整え、4 年間を通して学生のキャリア形成に向けた活動をサポートします。

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