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24.08.26
【宮城県×宮城大学】インターンシップ発見バスツアーを開催しました(2023年実施)/キャリア・インターンシップセンター
キャリア・インターンシップセンターでは、学生のキャリア意識の醸成とキャリア形成の支援を目的として様々な取り組みを行っています。2023年11月18日、食産業学群1・2年生を対象とした「インターンシップ発見バスツアー」を初めて開催しました。今回のイベントは、宮城県経済商工観光部雇用対策課の協力により実施しました。
株式会社東北フジパン・株式会社亘理ファームなど県内企業をまわり
様々なインターンシップの内容を知る・再確認するバスツアー
このイベントは県内企業を訪問し、企業の概要や業務内容の理解を深めるとともに、各社で実施されているインターンシップの内容を知り、今後のインターンシップ参加に向けたモチベーションの向上を目的としています。当日は、食産業学群の学生20名が太白キャンパスに集合しバスツアーを実施しました。
株式会社東北フジパンでは、パンの製造や商品開発だけでなく、他業界と連携した商品開発など幅広い事業の展開や、SDGsへの取り組み、インターンシップの概要について説明を受けました。また、本学卒業生による日々の業務内容の紹介・工場の製造ライン見学を通して、安全・安心な商品を届けるために徹底した衛生管理が行われていることを学びました。
株式会社亘理ファームでは、ファミリーレストラン「まるまつ」等で使用するソフトレタスの大部分を生産しています。同社社長と、本学卒業生でもある農場生産部門長から、企業の概要・農場の歴史・やわらかくておいしいソフトレタスを安定的に供給する工夫について説明を受けました。また、見学したソフトレタスの圃場では、水耕栽培されているレタスを一つひとつ丁寧に収穫し、梱包する作業を体験しました。
なお、移動中のバスでは、今回のツアーを運行する株式会社日本旅行東北より、業務内容やインターンシップ等についても紹介。受注型企画旅行の組み立て方などを学ぶとともに、今回のバスツアーも株式会社日本旅行東北の「仕事」の一つであり、事前の調整や配慮のもと実施されていることに気づかされます。
参加した学生からは、「企業の仕事の幅広さを実感した」「いつもは写真や映像でしか見られない製造の様子を実際に見ることができた」「授業で学んだ水耕栽培に触れることができ、楽しい体験だった」「実際に企業に行かないと分からないことがあった。表面的な部分しかわかっていなかったということを実感した」「今後のインターンシップの参加を考えるのに役立つ体験だった」等の感想が寄せられました。
今回のツアーを企画したインターンシップ開発室副室長の丹治朋子准教授からは、「今、インターンシップは企業と学生が互いを知り、学生は自分自身の適性を見極め、就職後の自分の姿をイメージする重要な機会となっています。今回のツアーも学生が真剣に将来の仕事と向き合う機会となりました。ご協力いただいた各位に感謝するとともに、2024年度は機会を増やしたいと考えています」とのコメントがありました。
宮城大学では、学生のキャリア意識の醸成とキャリア形成に向けて、今後も様々な取り組みを行ってまいります。
開催概要
イベント名 | インターンシップ発見バスツアー |
開催日 | 2023年11月18日(土) |
内容 | 宮城県内の企業を訪問し、企業の概要や業務内容の理解を深めるとともに、実施されているインターンシップの内容に触れ、その意義を再確認することで、今後のインターンシップ参加に向けたモチベーションを向上させるもの |
協力企業 | 株式会社日本旅行東北、株式会社東北フジパン、株式会社カルラ、株式会社亘理ファーム |
参加者 | 食産業学群20名 |
主催 | 宮城大学 |
協力 | 宮城県 |
インターンシップ開発室
インターンシップ開発室(IDD)は、高等教育としての『インターンシップの宮城大学モデル』を推進する部署として、2018年4月から活動しています。学生が仕事選びの前に、社会で働くことの意義を学び、社会人基礎力を高められるようにすることを目的に、実際の職場での体験型インターンシップを実現するため、企業や各種団体のご協力を得て成長の場を提供いただけるよう環境を整備する役割を担っています。また、インターンシップを通して、地域との関わりや自分の使命を認識し、学生自らが社会に貢献する意識や能力を高められるように促すことも目的としています。
キャリア・インターンシップセンター
キャリア・インターンシップセンターは、大学卒業後に地域や社会で活躍したい学生を支援するため、キャリア教育支援プログラムやインターンシッププログラムを提供。また専門職員による進路相談や就職支援体制を整え、4 年間を通して学生のキャリア形成に向けた活動をサポートします。