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20.01.28

1/20-24さくらサイエンスプランによりキングモンクット工科大学(タイ)の教授・学生が来学しました

1月20日から24日にかけて、日本・アジア青少年サイエンス交流事業さくらサイエンスプランの助成を受け、本学協定校の一つであるキングモンクット工科大学(タイ)の教授、学生が来学し、本学食産業学群の教員、学生と学術交流を行いました。
来学されたのはキングモンクット工科大学トンブリ校科学学部Pravate Tuitemwong教授と科学学部食品系専攻の2人の学生です。今回は、「宮城県を中心としたフードバリューチェーンの取り組み」をテーマに、本学の関係教員が講義を行い意見交換が行われました。

プログラムでは、井上 達志教授により、我が国食産業、フードシステムズ、食品開発学に関する講義を実施し、我が国における食産業の基盤が紹介されたほか、同じく笠原 紳教授より微生物学、未利用生物資源に関する講義を行い、タイにおいてもクローズアップされている微生物機能を利用した環境制御・修復技術の開発、未利用生物資源について、具体的な事例をもとに講義を行いました。

また、岩井 孝尚教授より植物生理学、分子生物学に関する講義を行い、植物由来の効果的な農薬や効率的な病害防除方法について議論したほか、菰田 俊一准教授より食品衛生管理学、HACCPに関する講義を行いました。

このほか、県内の食品加工会社等を訪問し、商品の高付加価値化の取り組みについて、お話を伺いました。来日したTuitemwong教授は、「日本における高等教育が地元企業や自治体との連携の上に実践されていることを肌で感じることができた。今後キングモンクット工科大学と宮城大学において、共同研究やインターンシップなどの可能性について議論をしていきたい」と話していました。

今後も宮城大学では学術研究の海外協定校をはじめとしたあらゆる機関と連携し、グローバル化を進めます。

国際交流・留学生センター

宮城大学では北米・東南アジア・オセアニア・北欧などの10箇所以上の大学との間で交流協定を締結しています(2019年4月現在)。毎年、多くの学生・教職員がこれらの相手先を訪れ、国際交流や学術研究・調査など、さまざまな分野で活発な交流活動を展開しています。2018年からは、新たにオーストラリアの東海岸にあるサザンクロス大学とも交流もスタートしました。今後も交流のネットワークを拡大していく予定です。

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