平成31年3月16日（土曜日）午前10時から、宮城大学大和キャンパスにおいて、宮城大学公開講座「地域と共に歩む宮城大学」 第12回を開催し、32名の皆さまにご参加いただきました。

「酵母と人の関わり、その驚異の力 ～食品・お酒、健康から環境問題まで～」と題した今回は、食産業学群の笠原 紳 教授が、乳酸菌や麹菌と並んで、食品関連の微生物の中でも特に身近な酵母（yeast；イースト）について講演しました。がんになる仕組みが酵母を使って解き明かされ、治療薬の開発につながる一方で、人に感染して病気を引き起こすこともあり、良くも悪くも私たちの暮らしに深く関わる酵母について解説しました。

セミナーに参加された方からは、「食品以外にも酵母が使われていること、新たな酵母の利用法が進んでいることなど、初めて知りました」「お話を伺って酵母に親近感を持ちました」といった感想が寄せられました。

宮城大学地域連携センター
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