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19.10.08

9/30宮城大学と日本電子株式会社の共同記者発表を実施しました

9月30日に、DARTTM-MSを食品分野に活用する共同研究について、宮城大学と日本電子による共同記者発表を実施しました。

機器デモンストレーションを実施、両代表の声明発表

当日は、本共同研究プロジェクトの紹介、DARTTM-MSのデモンストレーションに続き、川上理事長及び日本電子株式会社大井社長による本共同研究に関する声明がありました。

川上理事長は「これまでの成分分析装置では煩雑な前処理と要する分析時間によって、水産養殖物の成長過程の動態や品質などのリアルタイムなモニタリングができなかった。本研究では前処理が不要で瞬時に含有成分の検出が可能であり、本共同研究によって水産養殖物の品質向上にとどまらず、食品企業における製品品質の高度化に貢献していきたい」と述べています。
日本電子株式会社大井社長からは「弊社はハイエンドな研究機器を開発してきた企業であり、これまで学術研究機関の研究機器として活用される例が多かった。一方、今回は中小企業などで活用できる新たな分析事例となる可能性が考えられ、宮城大学との共同研究に参画することで、宮城県、東北地方の地場産業の発展に貢献できる機会を頂き感謝している」と述べています。

最後に両者の握手による記念撮影が行われ、これからの共同研究のスタートとして弾みをつけました。記者発表の内容は、仙台放送を始めとして河北新報や日刊水産経済新聞でも取り上げられています。

共同研究の内容

宮城大学地域連携センター

宮城大学地域連携センターは、企業や自治体・機関・団体のみなさまのニーズや課題にお応えするために、地域連携センターでは宮城大学の多彩な人材・研究・技術・ノウハウなどを効果的につなぎ、ともに実践することでイノベーションや活性化解決策を生み出すお手伝いをします。そして、産業の発展や魅力的な地域づくりなど可能性をひろげるために、従来の手法や領域にとどまることなく、さまざまな分野での連携に取り組み、宮城大学のミッションである地域への貢献を目指します。
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