准教授、情報戦略推進室長
高橋 信人
Nobuto Takahashi
所属 | 事業構想学群 |
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学位 | 博士(理学) 東北大学 2005年 |
nobuto(a)myu.ac.jp ※メール送信の際には「(a)」を「@」に変えてご利用ください |
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電話番号 | 0223778365 |
シーズ集 | 俯瞰的な視点から地域をみて地域の特色・風土の解明をめざします |
researchmap | https://researchmap.jp/read0075898 |
職位
准教授、情報戦略推進室長、情報システムセンター副センター長
学歴
2005年 東北大学大学院理学研究科博士課程後期修了
主な職歴
2005年 東京大学工学系大学院都市工学専攻 学術研究支援員
2007年 東京大学空間情報科学研究センター 研究機関研究員・特任研究員
2009年 宮城大学食産業学部 助教
本学における担当科目
環境地理学、地理情報分析、地球と宇宙、基礎統計学
専門分野
環境地理学、自然地理学、地理情報学
所属学会・社会活動等
日本地理学会
日本気象学会
地理情報システム学会
東北地理学会
主な著書・論文
<紀要論文> ニュータウンで発生する買い物弱者問題に関する研究〜仙台市泉区のニュータウンの事例〜(2021年)
<論文>Study of year-to-year variations in seasonal progression over Japan using frontal zone indices(2015年)
<論文>An Objective Frontal Data Set to Represent the Seasonal and Interannual Variations in the Frontal Zone around Japan(2013年)
<論文>前線分布でみた日本の季節進行とその近年の傾向(2009年)
<論文>日本における秋雨期の季節推移の特徴と年々変動(2003年)
研究内容
- 日本および北半球における前線帯に注目した気候変動に関する研究
地上天気図上で前線が多く現れる領域を前線帯と呼びます。そして、その季節進行に伴う南北移動と年々変動は周辺地域の気候変動と深く結びついています。そこで、前線帯の時空間情報を解析することにより、気候変動の規則性・特性やその原因を解明することを目指した研究をおこなっています。
- 積雪変動の地域特性およびその影響に関する研究
わたしたちの生活は「雪」からさまざまな恩恵を受けたり、ときには災害という形で被害を受けたりしています。本研究では、観測地点から得られる雪のデータや衛星画像を活用し、積雪変動の実態、季節性、地域特性、その影響などを明らかにすることをめざしています。
- 地理情報を活用した地域課題の実態解明に関する研究
GIS(地理情報システム)を活用し、地域課題の実態・地域性を明らかにすることを目指した研究をおこなっています。たとえば、高齢者の生鮮食品店へのアクセス問題(いわゆる買い物弱者)の発生状況と、ニュータウンの特徴との関連性についての分析を実施しました。
講演等が可能なテーマ
・自然地理(気候、地形)に関する話
・地理情報(地理情報システム、リモセン)に関する話
学生へのメッセージ
自分が住む土地や環境のことを考えるきっかけに、たまには旅をして、各地の食べ物や人々の暮らし、景観、風土に触れるのもいいと思いますよ!