Keyword
自然環境、風土、地形、気候、地理情報
俯瞰的な視点から地域をみて地域の特色・風土の解明をめざします
研究内容・実践活動
研究①「前線帯に注目した気候変動に関する研究」
地上天気図上で前線が多く現れる領域を前線帯と呼びます。前線帯の季節進行に伴う南北移動やその年々変動は、特に日本などの中緯度地域の気候変動と密接に関連しています。そこで前線帯の時空間情報を解析することによって、その規則性・特性を明らかにし、今後の地域環境の変化、気象災害の予測をめざした研究に取り組んでいます。
研究②「積雪変動の地域特性およびその影響に関する研究」
わたしたちの生活は「雪」からときにはさまざまな恩恵を受けたり、ときには災害という形で被害を受けたりしています。そこで観測地点から得られる雪のデータや衛星画像を活用して、積雪変動の実態、季節性、地域特性、その影響などを明らかにすることをめざした研究に取り組んでいます。
産学官連携の可能性
- 自然環境に関するデータ(気象データ、地形データ、積雪データ等)、各種時空間の属性をもつデータについて、データの特性に応じた管理、分析の手法を提案・助言することが可能です。
- 地理情報システムなどを用いた空間データの視覚化の手法など、地理情報システムを扱う上でのノウハウについて助言および教授することが可能です。