Keyword
地域再生,景観,災害と復興,放射能汚染対策,自然公園,緑地,森林・林業,SDGs
森林や生物多様性の魅力と温暖化対策,脱炭素社会構築に向けて
研究内容・実践活動
地球沸騰, 2023年夏グテーレス国連事務総長の言のとおり、気候変動や災害の激甚化はとどまるところを知らないように見えます。
私達は何をしたらよいのか, 何ができるのか,希望を失わず日々や未来をみていくためにも,地域にある様々な資源を再確認し,様々な人や団体とつながり,対応していくことは大切なことなのでしょう。
東日本大震災後の福島・東北で,原子力災害からの復興と地域再生に8年間現地で携わる経験をしました。
東北で,被災して変貌した地域の景観も含めて,そこに生活する人たちの営みから学びつつ,地域を表現する大切な資源であることを見出していきたいと思います。
産学官連携の可能性
現在,宮城県や福島県ほか関係団体や地域の様々な要請に基づき,各自治体等での温暖化対策や環境政策,地域観光振興や復興への支援と協力を行っています。
活動の一つとして,脱炭素社会の実現に向け,宮城大学キャンパスにある広大な森林をモデルに,その再生と活用について関係機関や団体,地域の方々と連携して,調査,実証を試行しています。
この取組みから更に発展させていくためにも,関心のある全ての個人や団体等とのより一層の連携協力が重要と考えています。