Keyword

大学教育、インターンシップ、産学官連携、大学評価、地方創生

社会の成長に役立つ大学教育はどうあるべきか考えています

田中 智麻

研究推進・地域未来共創センター

田中 智麻

Tanaka Chima

教授/修士(工学)

研究内容・実践活動

社会や企業が大学を大学名で捉えるのではなく、その教育に関心を持ち、大学教育が社会インフラとして活かされる方法を考えています。

昨今、大学は社会との関係性が重視され、地域連携教育やアントレプレナーシップ教育など、実社会と繋がりを持つ教育を試行錯誤しています。また、大学は大学教育について自己評価し、外部認証を受けて評価結果を公表する義務を負っています。
学習者本位の教育を問われ、社会からは大学教育によるコアコンピテンシー涵養が必要とされる一方、大学教育の多くは研究者の研究をベースとした教育であり、学生が社会に出て役に立つ資質や能力を身につける教育構造とは言えない面があります。

そこで、大学教育の構成要素や授業プランニングのあり方を見直し、教育成果を可視化する方法を研究しています。大学教育の社会化は、大学と社会が共に考える必要があり、産学官の協働で実証研究を進めています。

産学官連携の可能性

  • 企業や自治体など、大学教育課程を活かした課題解決型インターンシップの創り方や実践を支援します。
  • 企業や自治体などにおいて、大学教育をキャリア形成に活用するためのリカレント教育の制度設計をサポートします。
  • 現代社会における大学の全体像、大学設置基準と大学評価の関係性など、大学を理解するための昨今の大学動向を紹介します。

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