Keyword
植物分子遺伝育種学、植物細胞生理学、発生進化学
植物の機能開発を通してCO2の資源化に取り組んでいます
研究内容・実践活動
CO2を有機物に変換できる植物の生存戦略を理解することは、21世紀の資源循環型社会を構築する上で必要不可欠です。植物の有用形質を制御する分子メカニズムを解明し、その分子メカニズムを改変することで植物の新しい機能を開発しています。具体的には以下の研究に取り組んでいます。
(1)基部陸上植物コケ植物を用いた細胞増殖制御の研究
(2)基部陸上植物コケ植物を用いた重力応答制御の研究
(3)アブラナ科シロイヌナズナを用いたバイオマス生産制御の研究
(4)イネ科ミナトカモジグサを用いた新育種法の開発
(5)イネ科ミナトカモジグサの乾燥応答制御の研究
(6)紅藻スサビノリを用いた細胞成長制御の研究
産学官連携の可能性
- バイオマス増産のためのイネ科草本類(ムギなどの穀類、牧草)の育種や栽培法を提案します。
- 海苔の原料である大型紅藻類スサビノリの育種、培養、栽培の技術確立をお手伝いします。