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基礎看護学、キャリア教育、キャリア発達、看護技術教育

看護職を志す人、看護職として活躍する人のキャリアを支援します

竹本 由香里

看護学群

竹本 由香里

Takemoto Yukari

准教授/修士(教育学)

研究内容・実践活動

キャリアという言葉はよく耳にすると思いますが、どのような意味で使っているでしょうか。多くは職業生活に入った後に焦点を当てて使われていますが、本来の意味は「その人の生き方・人生」であり、人生の一部に職業選択や職業生活が含まれています。
私はこれまで看護専門学校、看護系大学の教員として看護学生の教育に携わり、看護職者のキャリア発達に関する研究に取り組んできました。その中で看護職への志望動機が職業継続意志に関係すること、職業理解(看護職としてのキャリアパスや多様性の理解)が看護学生の将来展望を広げ、近い将来から遠い将来へと時間軸を先に延ばすことで学習意欲への動機づけが高まることを明らかにしてきました。しかし、看護学生や新人看護職員を対象に職場適応や看護実践能力の習得への支援は進んでいますが、キャリア中期になると多くの看護職は結婚や妊娠などのライフイベントを経験するようになり、このことが離職の一因となっています。
看護職を志す人々、そして看護職として働いている人々が中・長期的に自身のキャリアを考え、看護職として生涯にわたり活躍し続けるための支援に取り組んでいきたいと考えています。

看護系大学卒業生の動向調査結果の一部

看護系大学卒業生の動向調査結果の一部

看護学生の職業的アイデンティティと地元志向(学会発表の一部)

看護学生の職業的アイデンティティと地元志向(学会発表の一部)

産学官連携の可能性

  • 看護職を目指す人へのキャリア教育についてお手伝いをします。
  • 新人看護職員等の研修プログラムの作成・実施のお手伝いをします。

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