教授、看護学研究科副研究科長
谷津 裕子
Hiroko Yatsu
所属 | 看護学群 |
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学位 | 博士(看護学) 日本赤十字看護大学 2001年 Master of Science(Medicinal, Veterinary and Life Sciences) University of Glasgow 2017年 |
yatsuh(a)myu.ac.jp ※メール送信の際には「(a)」を「@」に変えてご利用ください |
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電話番号 | 022-377-8260 |
シーズ集 | 環境の健康を創造する次世代・女性のエンパワーメント |
researchmap | https://researchmap.jp/read0063560 |
Webサイト | https://apua.jp |
職位
教授、看護学研究科副研究科長
学歴
1991年3月 日本赤十字看護大学看護学部 卒業
1998年3月 日本赤十字看護大学大学院看護学研究科修士課程 修了
2001年3月 日本赤十字看護大学大学院看護学研究科博士課程 修了
2017年9月 グラスゴー大学大学院修士課程 修了
主な職歴
1991年4月 大田原赤十字病院 看護師
1994年4月 日本赤十字看護大学 助手
2001年4月 日本赤十字看護大学・大学院 講師
2004年4月 日本赤十字看護大学・大学院 准教授
2011年4月 日本赤十字看護大学・大学院 教授
2016年4月 首都大学東京(現・東京都立大学) 客員教授
2018年4月 東京慈恵会医科大学・大学院 教授
2022年4月 宮城大学看護学群・大学院 教授
2024年4月 宮城大学看護学研究科副研究科長
本学における担当科目
<看護学群>
- ライフステージ看護学概論Ⅱ, 母性看護援助学I, 母性看護援助学Ⅱ, 母性看護学実習, 総合実習(母性看護学), 卒業研究(母性看護学)
<看護学研究科>
- 博士前期課程:母性健康看護学特論, 母性健康看護援助論, 母性健康看護学演習I, 母性健康看護学演習Ⅱ, 看護研究特論, 看護理論, 特別研究(修士論文)
- 博士後期課程: 生涯健康支援看護学概論, 研究方法特論, ケア実装特論, 生涯健康支援看護学特論, 生涯健康支援看護学演習, 生涯健康支援看護学特別研究(博士論文)
専門分野
母性看護学、基礎看護学、動物福祉学
所属学会・社会活動等
日本看護科学学会、日本看護研究学会、日本看護学教育学会、日本母性衛生学会、日本ESD学会、ヒトと動物の関係学会
主な著書・論文
<著書>
- 看護がみえる vol.5 対象の理解 第1版(監修, メディックメディア, 2023年)
- バーンズ&グローブ 看護研究入門 原著第9版-評価・統合・エビデンスの生成-(共訳, 看護の科学社, 2023年)
- 動物:ひと・環境との倫理的共生(単著, 東京大学出版会, 2022年)
- セオレティカル・ナーシング(監訳, 看護の科学社, 2021年)
- 新装版:写真でわかる母性看護技術(Web動画付)(共著, インターメディカ, 2020年)
- 質的看護研究の基礎づけ(共著, 看護の科学者, 2018年)
- Start Up 質的看護研究 第2版(単著, 学研メディカル秀潤社, 2015年)
- 新助産学シリーズ 助産学概論(共著, 青海社, 2013年)
- 質的研究をめぐる10のキークエスチョン―サンデロウスキー論文から学ぶ―(共著, 医学書院, 2013年)
- 知の生態学的転回 第2巻 技術―身体を取り囲む人工環境―(共著, 2013年, 東京大学出版会)
- 感性のフィールド―ユーザーサイエンスを超えて(共著, 2012年, 東信堂)
- 質的研究の実践と評価のためのサブストラクション(共著, 医学書院, 2009)
- いのちの倫理学(共著, コロナ社, 2004年)
- 看護のアートにおける表現―熟練助産師のケア実践に基づいて―(単著, 風間書房, 2002年)
<論文>
- 妊婦健診に行く母親に同行した幼児への関わりに関する開業助産師の認識(共著, 日本ウーマンズヘルス学会誌, 2024年)
- 初めて看護過程を展開する実習における学生の驚きに対する看護系大学教員のかかわり(共著, 日本看護学教育学会誌, 2023年)
- Learning effects of international nursing-related subjects on students: A mixed methods research(共著, Jikeikai Medical Journal, 2022年)
- 「慈恵」概念の明確化:Rodgersの進化論的概念分析―明治期以降の社会福祉研究の文献を手がかりに―(共著, 東京慈恵会医科大学雑誌, 2022年)
- Mediating effects of care burden and sense of coherence between patients' disabilities and siblings' emotions in psychotic disorders (共著, Psychiatry and Clinical Neurosciences Reports [オープンアクセス], 2022年)
- Current trends in global nursing: A scoping review (共著, Nursing Open [オープンアクセス], 2021年)
- Relationship between an attachment to companion animals and sensitivity to animal sentience among Japanese people (Master’s thesis for University of Glasgow, the United Kingdom, 2018年)
- 20代女性の出産イメージの特徴(共著, 日本助産学会誌, 2016年)
- 質的研究の基礎としての《体験》の意味―Dilthey解釈学の伝統を継ぐドイツ語圏の哲学者の文献検討とその英語・日本語訳の比較から―(共著, 日本看護研究学会誌, 2011年)
- 看護学研究論文における「経験」「体験」「生活」の概念分析(共著, 日本赤十字看護大学紀要, 2007年)
- 看護における感性に関する基礎的研究―「看護場面的写真」を鑑賞する看護者の反応の分析―(単著, 日本看護科学学会誌, 1999年)
研究内容
看護者の感性, 看護のアート, 看護科学論, 看護哲学, 看護理論, 質的研究方法論の開発, 患者安全, 女性の健康, 医療におけるセクシュアリティとジェンダー, 環境の健康, 動物倫理など, 幅広い関心を持ち研究に取り組んできました。現在は環境の健康の観点からグローバルナーシングとSDGs, Veganismに関心を寄せています。
講演等が可能なテーマ
質的研究方法論全般、医療におけるジェンダーとセクシュアリティ, アフォーダンス, アニマルライツと動物倫理など
学生へのメッセージ
宮城県石巻で生まれ、仙台で育ちました。皆さんと共に、学ぶ楽しさを追究したいです。よろしくお願いいたします。