令和元年11月16日（土）大崎市役所北会議室にて「宮城大学移動開放講座　第5回」を開催しました。

「宮城大学移動開放講座」は平成19年に締結した，宮城大学と大崎市との連携協力に関する協定・連携事業協力事業の1つとして,平成20年度より開催しているものです。
本講座は大崎圏域1市4町の住民を対象とし，看護学群，事業構想学群，食産業学群の教員がオムニバスで6回の講座を行います。

第5回講座は，食産業学群・事業構想学群の郷古雅春教授が「大崎耕土の水管理の知恵と価値」と題して講義を行いました。

講義では、平成29年に世界農業遺産に認定された大崎耕土の，持続可能な水田を支える伝統的水管理システムの概要について，3つの評価ポイントから解説を行いました。

また，先人が築いた水管理システムの知恵により，元来米づくりの適地ではなかった宮城県で，安定的な米づくりができるようになり，日本有数の米どころとなったこと。そして，その巧みな水管理システムは人のつながりにより支えられ，現在まで受け継がれてきたことなどが紹介されました。その上で，これからの農業を持続的なものとしていくための課題について学びました。

全6回の講座に出席した受講生には，大崎市と宮城大学から修了証が授与されます。

■講師プロフィール

郷古 雅春（ごうこ まさはる）宮城大学食産業学群・事業構想学群教授　

第6回　「確定申告が必要な人とそのポイント」　事業構想学群教授 内田直仁

宮城大学地域連携センター
Tel:022-377-8319　Fax：022-377-8421
E-mail：renkei-kouza(a)myu.ac.jp　※「(a)」を「@」に変えてご利用ください。