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21.09.30
9/17 令和3年度宮城大学研究・共創フォーラムを開催しました
9月17日金曜日、ZOOMウェビナーを利用したオンライン形式により、令和3年度宮城大学研究・共創フォーラムを開催しました。学外に向けて研究シーズや共創事例を発信するフォーラムの開催は初めての試みとなりましたが、学内教職員133名のほか、県内自治体や地元企業などから41名の皆様にご参加いただきました。
宮城大学が考える持続可能な未来への取り組み
フォーラムは川上学長の挨拶に始まり、続いて研究推進・地域未来共創センターの風見センター長による「宮城大学が考える持続可能な未来への取り組み」と題した講演を行いました。研究・共創センターのビジョンや自身の取り組みを交えながら、地球環境時代における公立大学の使命として、持続可能な地域社会の将来像を描くことを掲げ、産学連携・地域共創・政策提言等を積極的に行うことにより、持続可能な地域創造のシナリオプランニングを本学が担い、未来創造拠点としての大学を目指していくことについて講演しました。
3学群6名の教員からそれぞれの研究成果、共創事例について発表
- 最新技術で蘇る天平の造形技法-乾漆で現代のものづくりを-
事業構想学群 教授 土岐 謙次 - 食味性改善と低コスト化を目指した人工培養肉生産の技術開発
食産業学群 教授 須田 義人 - 伝統的昆虫食材「イナゴ」の養殖技術
食産業学群 教授 中村 茂雄、教授 石川 伸一 - がん治療に伴う外見変化への心理的介入の有用性の検討~アピアランスケアのガイドライン作成から~
看護学群 教授 真覚 健 - デジタル活用による新たな産学連携PBLの挑戦
~秋保における観光PR動画×商品開発×オンラインツアーを一例に~
事業構想学群 教授 大嶋 淳俊 - 自治体と大学の連携による地域共創拠点の形成事例~富谷宿観光交流ステーション「とみやど」の設置より~
事業構想学群 准教授 佐々木 秀之
<関連記事>※登壇者の詳細は前回記事に掲載しています。
9/17令和3年度宮城大学研究・共創フォーラムを開催します
発表を終えて、新たな共創につながる場面も
食産業学群の金内誠教授が進行役を行い、発表全体に対しての総合質疑応答の時間を設けました。今後の産学連携を見据えた具体的な質問が寄せられ、参加者からは「他学群の研究内容を知る機会となり、モチベーションが高まった」、「地域連携に関する取り組みや研究内容を具体的に知ることができ、連携のイメージが湧いた」等の感想が寄せられ、新たな共創プロジェクトへ展開するような拡がりを見せるイベントとなりました。
研究推進・地域未来共創センターでは、これからも様々な形で地域の皆様に研究シーズを発信します。引き続きご支援・ご協力のほどよろしくお願いします。
研究推進・地域未来共創センター
企業や地方自治体・機関・団体のニーズや課題に対して、研究推進・地域未来共創センターは宮城大学の持つ多彩な人材・研究・技術・ノウハウなどを活かしながら、イノベーションや活性化の解決策を生み出していきます。
そして、地域産業の発展や魅力的な地域づくりなど地域の可能性を広げるために、従来の手法や領域にとどまることなく、さまざまな分野で共創し、宮城大学のミッションの一つである地域社会への貢献を目指します。