宮城大学では地域や企業の課題解決に向けた公開講座を行っております。2月6日(火)，ファミリー経営研究の第一人者である静岡県立大学の落合教授をお迎えし「地域企業における事業承継セミナー」と題した公開講座を実施しますのでご案内いたします。オンラインでの聴講も可能です。受講には申込が必要となりますのでご希望の方は下記申し込みフォームへ入力をお願いします。

日本は，創業１００年以上の老舗企業の数が世界で最も多い国です。その老舗企業の大半がファミリー企業であるといわれています。この老舗ファミリー企業が持続的に成長し存続するためには，事業承継が最も重要な経営課題となります。本講座では，老舗ファミリー企業の事業承継の研究の第一人者である，静岡県立大学の落合教授をお迎えし，様々な事例を用いて，後継者がどのように企業の変革的行動を担っていくのかを考察します。現代的なテーマである事業承継の問題について理解を深め，円滑な事業承継についてヒントを掴んで頂きたいと考えています。

落合 康裕

静岡県立大学経営情報学部教授
ファミリービジネス・事業承継研究の牽引者。博士(経営学)。大和証券株式会社入社後，本社人事部にて労務管理業務，大和証券SMBC金融法人部にて大手機関投資家に対するRM業務を担当。その後，研究者に身を転じて，2014年に日本経済大学経営学部(東京渋谷キャンパス)准教授に就任。2018年より現在の静岡県立大学大学院経営情報イノベーション研究科准教授に就任し，2020年より現職。ファミリービジネスの事業承継について経営学の観点から研究を行う。大学での研究活動を軸に，ビジネススクールにおけるケースメソッド形式による事業承継講座を担当するほか，後継者向けセミナーの講師などを務める。豊富な事例にもとづく講演は，特に事業承継に直面する現経営者や後継者を始めとする実務家，その支援者(士業)に根強い人気がある。

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宮城大学の教育や研究に関わる知的財産を活用し，地域の企業，自治体，学術・研究機関，金融機関等との連携を進めながら，新たな研究開発や地域未来共創プロジェクトを推進し，真に豊かで持続可能な地域社会を実現していくために設立。本センターは，本学における看護学群，事業構想学群，食産業学群，基盤教育群の各領域及びそれらの横断的な教育・研究の成果を基に，東北・宮城の様々な地域の資源や人材を新たな発想と視座から連携し，地域未来共創を推進するプラットフォームを構築していきます。

宮城大学研究推進・地域未来共創センター