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26.01.16
11/5太白キャンパスディスカバリーコモンズで「ニシキヤキッチンでおいしく備えよう~レトルト食品から考える防災とレシピ~」を開催しました/太白ディスカバリーコモンズ
宮城大学では、対話的かつ主体的な深い学び(アクティブ・ラーニング)に授業以外の時間を利用して取り組む空間として4つのラーニング・コモンズが整備されています。そのうち、太白の図書館に隣接するディスカバリーコモンズでは、学生アシスタント(SA)によるイベントが開催されています。2025年11月5日に、ニシキヤキッチンとのコラボ企画として「ニシキヤキッチンでおいしく備えよう~レトルト食品から考える防災とレシピ」を開催しました。

ニシキヤキッチンの人気レトルト食品を通して防災について学ぶ
「NISHIKIYA KITCHEN(ニシキヤキッチン)」は、宮城県岩沼市に本社と工場を置くレトルト食品専門店で、 “世界の料理を「カンタン」に。”というコンセプトで約120種類のレトルト食品を販売しています。当日は、同社広報担当の板花未来さんと森智恵さんによる講話と、NISHIKIYA KITCHENのレトルト食品を使ったグループワークを行いました。講話では、同社の人気商品であるインドカレーシリーズの開発秘話や、レトルト食品に使用する素材や製法へのこだわり、ローリングストックの具体的手法と災害時におけるレトルト食品の活用法が紹介されました。さらに、災害時を想定し、はさみがない状況でもパウチをきれいに開封する方法についてレクチャーを受けるとともに、常温のレトルト食品と温めたレトルト食品の食べ比べを行いました。




グループワークでは、「一人暮らしの学生」をターゲットに、レトルト食品を日常食として活かすアレンジレシピを考案しました。まず、くじ引きにより、グループごとに5つの味(豚の角煮カレー・蔵王クリームチーズのチキンカレー・バターチキンカレー・8大アレルゲンを使用していない野菜ゴロゴロおいしいカレー・コーンポタージュ)と、お題(ヘルシー・節約・時短・SNS映え・栄養バランス)が割り当てられました。限られた条件の中で、ヒントカードや食材リストを参考にしながら、ユニークなアイディアが生まれました。

次に、グループごとに考案したレシピについて、レシピ名や作り方、アピールポイントについて発表し、最優秀レシピを選ぶために参加者全員による投票を行いました。投票の結果、最優秀レシピに選ばれたのは、「コーンポタージュ」に「栄養バランス」のお題を組み合わせた「コンポタドリア」です。このレシピは、緑黄色野菜であるほうれん草を加えて彩りと栄養価を高めている点や、普段食卓では脇役のスープが主役メニューに生まれ変わった点が高く評価されました。




株式会社にしき食品で実際に試作された「コンポタドリア」が、ニシキヤキッチン公式Instagramで紹介されています。彩り豊かな仕上がりを、ぜひご覧ください。
最後に、板花さんと森さんより実務者の視点からの講評を受け、企業が商品開発やアレンジにおいてどのような点を重視しているのかを知る、貴重な学びの機会となりました。


開催概要
| イベント名 | ニシキヤキッチンでおいしく備えよう~レトルト食品から考える防災とレシピ~ |
| 日時 | 2025年11月5日(水) 12:05ー12:45 |
| 場所 | 宮城大学 太白キャンパス 南研究棟1階ディスカバリーコモンズ (宮城県仙台市太白区旗立2-2-1) |
| 企画・主催 | 宮城大学太白ディスカバリーコモンズ |

参加学生のコメント
常温で食べられる備蓄食品には抵抗感がありましたが、今回試食したカレーが美味しかったため、他の常温で食べられる備蓄食品も試していこうと思いました。また、食品に限らず、災害用として用意したものを実際に災害が起きた時にうまく扱えるとは限らないと改めて気付かされました。私たちが担当したコーンポタージュはスープとして食卓ではサブの位置に来てしまいがちなところを主食として取り入れることに成功したため、発想の転換がとても大切なことを知りました。
学生アシスタント-佐藤優凪さんのコメント
今回の企画は、災害大国である日本に住む学生の一人として、防災を少しでも自分事として捉えてもらえるよう食という身近なテーマと関連付けながら、学ぶことを目的に企画しました。当日は、株式会社にしき食品様にお越しいただき、商品のこだわりや、防災について学ぶことで、楽しみながら実践的な新たな知見を得ることができました。グループワークでは、ヒントカードや食材リストを活用してもらいながら、予想を超える面白いアイディアがたくさん生まれており、主催した側として確かな手応えを感じました。これからの食を支える学生の一人として、今回学んだ視点を大切にし、今後の活動にも活かしていきたいと考えました。
ニシキヤキッチン-板花未来さんのコメント
この度は、防災イベントにお招きいただきありがとうございました。レトルト食品を通して防災やローリングストックの知識や考え方を、大変熱心な学生の皆さまにお伝えできたことを嬉しく思います。ワークショップでは、節約や時短などのテーマに沿ってアレンジレシピを考案いただきました。「一人暮らしの学生が余らせがちな冷凍ごはん」「豆腐で節約」といった、学生さんならではの視点がとてもユニークで新鮮でした。全員投票で見事1位に輝いた「コンポタドリア」も、普段脇役のスープを主役メニューへ生まれ変わらせた素晴らしいアイディアでした。皆さんからも気さくに話しかけていただき、普段からニシキヤキッチン店舗をご利用の方がいらっしゃったことも大変嬉しかったです。ブランドをより深く知っていただく貴重な機会をありがとうございます。今回の学びが「もしも」の備えに繋がり、さらにはSNSなどを通じて、若い世代に広く伝わっていくことを願っております。

にしき食品・ニシキヤキッチンについて
「にしき食品」は1939年、宮城県仙台市で創業しました。創業当時は佃煮や豆腐などの惣菜を主に製造し、時代の変化に合わせて1975年よりレトルト食品製造を開始しました。その後、様々な転機を経て、現在は企業さまのプライベートブランド食品製造と、自社ブランド『NISHIKIYA KITCHEN』の展開に力を入れています。
ディスカバリーコモンズについて
宮城大学では「キャンパスにもっと学生の居場所を」をモットーに、学習の機会を提供する場として大和・太白キャンパスに4つのコモンズが設けられました。そのうち、ディスカバリーコモンズは, 隣接する図書館を活用しつつ、発表や交流のイベントなど、いろいろな主題について学生同士意見を交わしたりディスカッションをしたりすることで、なにか新しい発見を行うことを目的に、ミーティングスペースとフリースペースを備えた、誰でもアクセスのできる場所です。

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