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22.01.05

12/17「ニッポンフードシフト」について東北農政局若手職員と食産学生の意見交換を実施/フードマネジメント学類

農林水産省では「ニッポンフードシフト」の取組として「Z世代」と言われる25歳以下の若者をターゲットに「食」に関する情報発信、共有を行っています。12月17日、太白キャンパスディスカバリーコモンズで、東北農政局の若手職員と食産業学群の学生による意見交換を行いました。

これからの「食」と「農」を話題に、肩肘張らない本音の意見交換/ニッポンフードシフト

東北農政局は食と農のつながりを深化させる新たな国民運動「ニッポンフードシフト」の推進していく上で、若者世代へのつながりがとくに大きなポイントと考えています。食産学生と若手職員はほぼ同じ世代であり、当日は、食産業学群の学生7名、東北農政局25歳以下の職員9名が参加しました。東北農政局職員により、「ニッポンフードシフト」の説明及び農林水産省の主な取組を紹介、その後グループに分かれて意見交換を行いました。

学生側まとめ役の一人の山田桃子さんは、「グループの議論で地域食材を守り続けるにはどうすればよいかを話し合ったが、食の未来や課題を自分ごととして考えることは、自分の未来を考えるのと同じだと感じました。この『自分にできること』を実生活に取り入れて、食の未来に貢献していきたいです。」とコメントを寄せています。

東北農政局の近藤氏は「上手く盛り上がるか不安もあったが、笑い声も出るなど和やかな雰囲気でグループ討論ができたこと、また、終わってからも学生さんと職員で話し込んでいる様子を見ることができ、目的を達成できたのではないかと考える。特に、実行委員の学生さんの企画・行動力には感心させられました。」とコメントを寄せました。

食産業学群では、今後も、食につながる生物生産とその供給、食品製造・流通・消費に至るフードシステムなど幅広い学びにつながる取り組みを展開していきます。

ニッポンフードシフトについて

農林水産省では、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を実施しています。「食」について考えることは、これからの社会を考えること、人の生き方を考えること。今こそ、変えるべきは変え、守るべきは守り、新しい挑戦を応援しながら、この時代にふさわしい日本の「食」のあり方を考える機会ではないでしょうか。消費者、生産者、食品関連事業者、日本の「食」を支えるあらゆる人々と行政が一体となって、考え、議論し、行動する国民運動「ニッポンフードシフト」始まります。

農林水産省-東北農政局について

農林水産省(Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries 略称: MAFF)は、食料の安定供給、農林水産業の発展、森林保全、水産資源の管理等を行っています。生命を支える「食」と安心して暮らせる「環境」を未来の子供たちに継承していくことを使命として、常に国民の期待を正面から受け止め時代の変化を見通して政策を提案し、その実現に向けて全力で行動します。そのうち、東北農政局では、宮城県仙台市にある農林水産省の地方支分部局で、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の東北6県を管轄しています。

食産業学群-フードマネジメント学類について

食産業学は、農畜水産物の「生産」から「食品加工」「流通」「サービス」、そして「消費」に至るまで食の全てをカバーする学問です。美味しく、安全・安心で、栄養価に優れ、しかも簡便な食料品が求められる昨今、SDGsに謳われる飢餓の撲滅や海や陸の豊かさを守る目標の達成を視野に入れながら、スマート農畜水産やフードテックを活用した持続可能な食産業への発展を目指しています。

ディスカバリーコモンズについて

宮城大学では「キャンパスにもっと学生の場所を」をモットーに、学習の機会を提供する場として大和・太白キャンパスに4つのコモンズが設けられました。そのうち、ディスカバリーコモンズは、隣接する図書館を活用しつつ、発表や交流のイベントなど、いろいろな主題について学生同士意見を交わしたりディスカッションをしたりすることで、なにか新しい発見を行うことを目的に、ミーティングスペースとフリースペースを備えた、誰でもアクセスのできる場所です。

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