食産業学群
生物生産学類:入学定員62名
フードマネジメント学類:入学定員63名
入学者に求める能力
- 食及び食を取り巻く環境に興味を持ち,自然科学の基礎知識を身につけている人
- 論理的に考える力を修得し,食の安全・安心,環境との調和などの課題解決に取り組みたい人
- 地域社会の一員として,さらには世界的な観点から食産業を考え,その発展に貢献 しようとする人
大学教育を通じて発展・向上させる能力
食産業学群では,食につながる生物生産とその供給から食品製造・流通・消費に至るまでのフードシステムについて幅広い専門的知識と技術を持ち,食産業全体を理解し,地域から世界まであらゆるレベルで食の未来を開拓できる意欲と能力を有する人材の育成を目指しています。
めざせる資格・免許等
○食品衛生監視員
所定科目の単位を取得し,卒業後,所定の要件を満たした場合に取得可能
○食品衛生管理者
所定科目の単位を取得し,卒業後,所定の要件を満たした場合に取得可能
○HACCP管理者
所定科目の単位取得により取得可能
○食の6次産業化プロデューサー
所定科目の単位取得により,「わかる(知識)」のレベル2として認定
学群長メッセージ
「食」について調べ,考え,行動できる実力と自信を身に付ける
食産業学群の4年間で身につけていただきたいのは,「食」のさまざまな事柄について「調べ,考える力」です。これは行動の原動力です。
私たちの「食」を支えているのは,原料である農畜水産物などの生物の生産,それを加工して流通させ,安全で健康的な消費を可能にする複雑なシステムです。このシステムが食産業であり,産業として持続的に機能させるには経済の仕組みや経営,食文化なども大きくかかわってきます。このシステムを発展,進化させてゆく食産業学では自然科学分野や工学など理系学問と社会科学などの文系学問の両方から総合的に取り組まなくてはなりません。食産業学の大きな特徴はここにあります。今後,食産業へのIOTや人工知能の組み込みがさらに加速しますが,人間にしかできない「調べ,考える力」を,研究を通して得た最先端の知識を基にした授業や実験,実習を通して学びます。並行して行われる充実したキャリア教育によって卒業時には食産業で活躍する社会人としての実力と自信がつくと確信します。
食産業学群長 井上達志
入学者に求める能力
生物資源開発や生産環境技術,経営を通して,持続的な食料生産とその供給に強い関心を持ち,食産業の幅広い専門的知識と技術を身につけ,社会に貢献しようとする人
大学教育を通じて発展・向上させる能力
地域の生物資源の高付加価値化や生産方法に関する知識・技術を養い,科学的素養に基づきながら地域資源を活用し国際的視点で食産業の課題を自発的に解決して,未来を開拓できる能力を育成します。
入学者に求める能力
食品製造・加工から流通・消費に至る食産業のプロセスについて,サイエンスとビジネスの両面において知識や技術を身につけ,社会に貢献しようとする人
大学教育を通じて発展・向上させる能力
フードシステムの構築に必要なサイエンスとビジネスの両面の知識・技術を養い,科学的素養に基づきながら地域資源を活用し国際的視点で食産業の課題を自発的に解決して,未来を開拓できる能力を育成します。