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25.09.08

8/8令和7年度宮城大学研究・共創フォーラムを開催しました

8月8日、大和キャンパス交流棟2階PLUS ULTRA-を会場に、ハイフレックス形式(会場参加+オンライン参加)により令和7年度宮城大学研究・共創フォーラムを開催しました。本学の研究シーズや共創事例を発信する本フォーラムは今年で5年目を迎え、学内の教職員105名のほか、県内外から自治体や企業、大学などを中心に65名が参加しました。

学長 佐々木 啓一

基調講演 「地域で取り組む「人口が増え続ける街」 
~産業×教育×生活×デジタル化で挑むT3協議会の挑戦~」

パネルディスカッション「産学官民連携で創るウェルビーイングな地域社会」

フォーラムは佐々木学長の挨拶に始まり、続く基調講演では「地域で取り組む「人口が増え続ける街」~産業×教育×生活×デジタル化で挑むT3協議会の挑戦~」と題しアクセンチュア株式会社 テクノロジー コンサルティング本部 アクセンチュア・アドバンスト・テクノロジーセンター仙台 シニア・マネジャー 鈴木 鉄平氏より、アクセンチュア㈱が取り組む宮城県、富谷市、宮城大学等との連携事業について紹介がありました。持続的に人口を増加させるための取組みとして、DXを実装した林業や製造業等の収益構造の改善等の説明があり、定住に向けた取組みとして、居場所を作ること、地域に溶け込むこと、子供に原体験をさせることなどの説明がありました。パネルセッションでは、産学官民様々な立場から、上記の取組みについて具体的な内容について詳細に説明しました。

アクセンチュア株式会社 テクノロジー コンサルティング本部
アクセンチュア・アドバンスト・テクノロジーセンター仙台
シニア・マネジャー 鈴木 鉄平 氏

宮城大学教員6名からそれぞれの研究成果、共創事例について発表

  1. 地域ステークホルダーとの協働による応急仮設住宅住民への健康支援
    看護学群 講師 勝沼 志保里
  2. 宮城にもコミュニティ型こどもホスピスを創ろう!
    看護学群 准教授 名古屋 祐子
  3. 地域防災力の充実強化に向けた活動事例
    事業構想学群 教授 石内 鉄平
  4. 産学連携によるニュータウンのリブランディングに向けた取り組み
    事業構想学群 助教 友渕 貴之
  5. 豚肉らしい培養肉生産のための技術開発への挑戦
    食産業学群 教授 須田 義人
  6. 美食地政学に基づくビジネス・サプライチェーン構築に向けて
    食産業学群 准教授 丹治 朋子

<関連記事>※登壇者の詳細は前回記事に掲載しています。
8/8令和7年度宮城大学研究・共創フォーラムを開催します

参加者アンケートでは「T3協議会の地域に入り込んだ取り組み内容に関する講演がためになった」、「地域で、そして地域とともに行われている様々な取り組みが分かった」、「まちづくりの新たな視点を得られた」、「高齢化が著しい地域での防災力の充実強化講座が良かった」等、各学群の産学官連携における様々な取り組みや本学の教員の研究シーズについて、理解が深まったことが伺える感想が数多く寄せられ、今後の地方自治体との連携や新たな共創プロジェクトの展開へと繋がり得るイベントとなりました。

研究推進・地域未来共創センターでは、これからも様々な形で地域の皆様に研究シーズを発信します。引き続きご支援・ご協力のほどよろしくお願いします。

令和6年度宮城大学研究・共創フォーラムを開催しました
令和5年度宮城大学研究・共創フォーラムを開催しました
令和4年度宮城大学研究・共創フォーラムを開催しました
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宮城大学「研究フォーラム&第九コンサート」を開催しました(令和元年度)

研究推進・地域未来共創センター

企業や地方自治体・機関・団体のニーズや課題に対して、研究推進・地域未来共創センターは宮城大学の持つ多彩な人材・研究・技術・ノウハウなどを活かしながら、イノベーションや活性化の解決策を生み出していきます。
そして、地域産業の発展や魅力的な地域づくりなど地域の可能性を広げるために、従来の手法や領域にとどまることなく、さまざまな分野で共創し、宮城大学のミッションの一つである地域社会への貢献を目指します。

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