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25.12.25
8月-11月令和7年度宮城大学移動開放講座(全5回)を開催しました
宮城大学移動開放講座は、宮城大学と大崎市との連携協力事業の一環として平成19年度にスタートした事業です。平成24年度からは大崎定住自立圏共生ビジョンの協定事業として、大崎市、色麻町、加美町、涌谷町、美里町の住民の方も対象に実施しています。今年度は、看護学群・事業構想学群・食産業学群・基盤教育群の教員と、最終回は佐々木啓一学長が登壇し、令和7年11月8日(土)に最終回および閉講式を大崎市役所にて執り行い、全5回の講座に延べ127名の方が受講しましたのでお知らせします。






最終回となる第5回講座「喰う・味わう・呵う・喋る-口福な生活-」佐々木啓一学長
最終回となる第5回講座では、宮城大学 佐々木学長が「喰う・味わう・呵う・喋る― 口福な生活―」と題して講話を行い、歯科の歴史や口と歯の健康にまつわる話題を通して、食べることの意味や口腔の役割について多角的な視点から語り、豊かな生活のあり方について理解を深める機会となりました。

講座終了後には閉講式を行い、全5回のうち3回以上出席した受講者24名に対し、大崎市長および宮城大学長からの修了証が授与されました。閉講式では、大崎市長から「今年度も多くの市民の皆さまにご受講いただき、宮城大学との連携事業として、このような学びの機会が継続して実施されていることを大変ありがたく感じている。市民一人ひとりが主体となって地域をより良くしていく、そのようなまちづくりをこれからも進めていきたい」との言葉が述べられ、講座への感謝と今後の地域づくりへの期待が示されました。
また、佐々木学長からは、「全5回の講座が、受講生の皆さまのこれからの豊かな人生の一助となれば幸いである。近年、社会人の学び直しへの関心が高まる中、本講座で得られた学びを糧として、今後の大崎市の未来を支える担い手としてご活躍されることを期待している」との挨拶があり、学びの継続と地域への貢献に向けたメッセージが送られました。
開催概要
| 日時 | テーマ | 講師 |
|---|---|---|
| 8月2日(土) 13:30~16:00 | 第1回講座/開講式 「食生活を豊かにする米粉の不思議」 (会場:大崎市役所301会議室) | 食産業学群 准教授庄子 真樹 |
| 8月30日(土) 13:30~15:30 | 第2回講座 「不確実な時代を生き残るための地域コミュニティのあり方」(会場:大崎市役所301会議室) | 事業構想学群 教授小地沢 将之 |
| 9月27日(土) 13:30~15:30 | 第3回講座 「がんについて知ろう-がん予防と検診の大切さ-」 (会場:地域交流センター(あすも)2階研修室) | 看護学群 講師菅原 加奈子 |
| 10月11日(土) 13:30~15:30 | 第4回講座 日本における多文化共生の取り組みとその現在」 (会場:おおさき日本語学校) | 基盤教育群 准教授飛内 悠子 |
| 11月8日(土) 14:30~17:00 | 第5回講座/閉講式 「喰う・味わう・呵う・喋る― 口福な生活―」 (会場:大崎市役所301会議室) | 学長 佐々木 啓一 |
大崎市・宮城大学連携協力事業「移動開放講座」
「宮城大学移動開放講座」は平成19年3月に締結した「宮城大学と大崎市との連携協力に関する協定・連携事業協力事業」の1つとして、平成19年度より開催しているものです。本講座は大崎圏域1市4町の住民および通勤・通学者を対象とし、8月〜12月までの期間に、看護学群、事業構想学群、食産業学群、基盤教育群の各学群の教員がオムニバスで5回の講座を開講。全5回の講座のうち3回以上出席した受講生には、大崎市と宮城大学から修了証が授与されます。
宮城大学研究推進・地域未来共創センター
宮城大学の教育や研究に関わる知的財産を活用し、地域の企業、自治体、学術・研究機関、金融機関等との連携を進めながら、新たな研究開発や地域未来共創プロジェクトを推進し、真に豊かで持続可能な地域社会を実現していくために設立。本センターは、本学における看護学群、事業構想学群、食産業学群、基盤教育群の各領域及びそれらの横断的な教育・研究の成果を基に、東北・宮城の様々な地域の資源や人材を新たな発想と視座から連携し、地域未来共創を推進するプラットフォームを構築していきます。

