国際交流・海外ネットワーク

国際交流・海外ネットワーク

国際交流・海外ネットワークについて

国際交流は、①学生を海外の多文化空間に(PUSH)、②留学生・多文化空間を宮城大学に(PULL)、そして、③海外だけでなく日本のキャンパスでも多文化理解力を醸成する(GROW)、これらをコンセプトに学生が教職員とともに「ワクワク感」をもってグローバル・ステージで活躍できるよう国際交流を進めています。このように、宮城大学では、協定校をはじめとした海外留学、海外からの留学生の受け入れ、キャンパス内に設置したグローバルコモンズでの多文化交流などを通して、1年中「グローバル」を体験することができます。

宮城大学では北米・東南アジア・オセアニア・北欧などの10箇所以上の大学との間で交流協定を締結しています(2019年4月現在)。毎年、多くの学生・教職員がこれらの相手先を訪れ、国際交流や学術研究・調査など、さまざまな分野で活発な交流活動を展開しています。2018年からは、新たにオーストラリアの東海岸にあるサザンクロス大学とも交流もスタートしました。今後も交流のネットワークを拡大していく予定です。


国際交流・留学生センター長メッセージ

国際交流・留学生センター(CIEOS)では、「出る杭」となる学生を育て、彼らがグローバルな舞台で活躍できるよう『発想力』を養います。発想力は新たなアイデアや解決策を生み出す能力であり、異なる環境や文化に柔軟に対応し、創造的な思考を促進します。留学や海外研修、国内のグローバル研修を通じて、学生はさまざまな挑戦に直面し、問題解決能力や創造性を高める機会を得ます。そして、CIEOSは学生が自らのアイデアを展開し、自己成長を遂げ、リーダーシップを発揮するための支援を提供します。
SNSが全盛な現代では、言葉を発さなくなる傾向が見受けられます。これは重要な問題であり、『言語化能力』の低下が懸念されます。言語化能力は、頭の中に留まっているイメージや考えを言葉に置き換え、明確に伝える力を指します。単にアイデアを持っているだけでは、他者には共感されません。考えは言葉にしなければ伝わりません。異なる環境で育った個々の学生が、自らの「壁を取り払い」、外部からの情報を「吸収」し、「消化」し、「議論」し、「短期間で意思決定」し、「情報発信」し、自他ともに昇華できるために必要とされる能力が言語化能力です。特に、「議論」や「短期間で意思決定」、「情報発信」といった分野において、言語化能力は不可欠です。この能力を磨くことで、学生は自分の考えや知識を明確に伝え、他者と円滑なコミュニケーションを図ることができます。留学や海外研修、国内のグローバル研修を通じて、言語化能力の向上を促進し、グローバルな社会での成功に向けて学生を育成します。
CIEOSは、学生が自らの可能性を最大限に引き出し、国際社会での活躍に繋げる支援を行います。

国際交流・留学生センター長 曾根 洋明


海外ネットワーク

国際交流・海外学修プログラム

宮城大学海外交換留学支援プログラム

宮城大学海外交換留学支援プログラム

アーカンソー大学フォートスミス校(米国)やトゥルク応用科学大学(フィンランド)など海外協定校において、1学期もしくは1年程度、原則として本学での専攻を生かした教育プログラムを履修することができます。英語によるコミュニケーションスキルの向上のみならず、現地の文化や習慣、専攻分野での知見を深めることにより、将来グローバル・ステージで活躍できる有能な人的資源として必要な能力を獲得することを目指します。

✈留学報告書(2019年度)✈

<トゥルク応用科学大学>
①2019.8~2020.5(事業、3年、岡田皐さん)

<タンペレ応用科学大学>
①2019.8~2020.3(事業、2年、舘澤雅子さん)
②2019.8~2020.5(事業、3年、関春乃さん)

リアル・アジア

リアル・アジア

マレーシア、オーストラリア等で約2週間、協定校大学などにおいて、英語・文化研修を実施するほか、現地企業/組織訪問を行います。単なる英会話ではなく、英語を通して現地の社会経済状況を学修し、PBL(問題解決型学習)の手法も活用しながら実践的なプログラムを構築しています。この短期研修を体験することで、社会でも通用する積極性や協調性、グローバルコミュニケーション能力などを養います。

 

 

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