大学案内2026学長メッセージ
変革する社会を生き抜く 実学人材を創る宮城大学

宮城大学は、1997 年の開学以来、高度な実学を尊重し、実践的な教育を行うことを信条に、社会環境の変化に迅速に対応し、社会での即戦力として通用する人材の育成に取り組んでいる大学です。
なかでも本学の理念の一つである「グローバルな視点で地域社会の発展に貢献できる人材」の育成は、地方創生が日本再生のキーとなっている現在、ますます重要なミッションとなっています。その背景としては、地球温暖化やパンデミックなど地球規模での課題に直面する今日、カーボンニュートラルやネイチャーポジティブなどをはじめとするSDGs の推進、これらを効率的に進める上で欠かせないデジタルトランスフォーメーション(DX)やグリーントランスフォーメーション(GX)による持続可能でレジリエントな社会の構築が、喫緊の課題となっていることがあげられます。
これら課題の解決には、国レベルのみで成し遂げられるわけではなく、地域での取り組みが起点になります。すなわち世界各地で展開されているスマートシティに見られるように、限られた地域内での取り組みを拡大していくこと重要なのです。地方創生、そして地域からの発信であり、それを担える人材が今まさに求められています。
宮城大学は、地域社会の発展と社会イノベーションにとって重要な3つの専門領域、すなわち事業や地域社会、さらにものづくり・ことづくりをデザインし構築する事業構想学群、食材の生産から加工、さらに供給に至る食システム全体を考えて食の未来を開拓する食産業学群、さらに地域でのヒューマンケアに関わる看護学群を擁しています。
宮城大学は、1997 年の開学以来、実学を尊重し、社会環境の変化に迅速に対応できる人材の育成に取り組んでいる大学です。実学、すなわち実社会で役立つ知識、考え方に基づき、客観性と合理性をもって社会課題を探求し、解決する能力を育む実践的な教育プログラムを提供しています。
これら領域での社会的な課題と密接に関連した研究や社会との共創、そしてこれら実学に基づく人材育成を行っています。大学での学びの土台となる基盤教育は、社会からの要請の変化を捉えて、AI やデータサイエン
スへの対応力を高め、また、地域に根づいた人材育成を強化するカリキュラムを導入しています。
食産業学群では、第一次産業を再び基幹産業として飛躍させる人材となるよう、スマート化、食農ビジネス、ゲノム育種など学際的で柔軟な学びができる新しいプログラムを導入しています。事業構想学群では、新たな仕事、事業をデザインし開拓していくアントレプレナーシップ教育に力を入れています。看護学群では、地域特性に根差した看護を展開できる人材育成のために、バーチャル空間を活用した「MYU-TOWN」を開発し、教育に展開しています。また過疎が進む超高齢社会で有用となるIoT を活用したテレナーシング(遠隔看護)に関する教育も導入しています。
宮城大学は、地域課題ならびにグローバルな社会課題を解決する研究と社会連携を推進し、これらに基づいた教育により地方創生と未来社会の構築を先導しうる人材を育成します。
宮城大学長
佐々木 啓一

