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22.10.25
宮城大学が推進する「海山里のつながりが育む自然資源で作る カーボン・サーキュラー・エコノミー拠点」がJST:COI-NEXT 地域共創分野(育成型)に採択
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による産学連携プログラム「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」は、大学・自治体・企業が産学官共創拠点である「共創の場」を形成し、SDGs に基づく未来のありたい社会像を地域の拠点ビジョンとして掲げ、その実現のため具体的かつ到達可能なターゲットを設定し、達成に向けて研究開発と産学官共創システムの構築を推進することを目的としています。宮城大学が代表機関として推進する「海山里のつながりが育む自然資源で作るカーボン・サーキュラー・エコノミー拠点」が、 COI-NEXT 地域共創分野(育成型)に令和4年10月25日付けで採択されましたのでお知らせいたします。
プレスリリース 宮城大学が推進する「海山里のつながりが育む自然資源で作るカーボン・サーキュラー・エコノミー拠点」が、 令和4年度 JST「共創の場形成支援プログラム (COI-NEXT)」の地域共創分野(育成型)に採択 |
「経済活動と環境保全を両立するカーボン・サーキュラー・エコノミー社会の実現」
三陸沿岸の農林水産物を資源としてレジリエンスのある社会とする拠点ビジョン
幹事機関である宮城大学、宮城県、南三陸町並びに宮城県漁業協同組合志津川支所は、水産業を主幹産業としつつ生物多様性に優れた環境を保持する三陸沿岸において、水産生物の生育基盤である海藻類をブルーカーボンとしてクレジット化し、海洋未利用物を資源化するとともに、木質資源やバイオマス資源をエネルギーとして地域内循環利用しレジリエンスのある社会とすることを将来の社会像としています。環境保全と経済の発展はトレードオフではなく地域創生にとって両輪となるべきであり、カーボンニュートラルにおいてもカーボンを産業資源として活用するカーボン・サーキュラー・エコノミーがローカル SDGs の鍵になります。このカーボン・サーキュラー・エコノミーをビジョンとして、エネルギーの地産地消、自然環境と経済が共存する魅力的な地域社会、次世代につなぐ新たな産業基盤の構築を目指します。
事業概要
事業名 | 令和4年度 JST「共創の場形成支援プログラム (COI-NEXT)」の地域共創分野(育成型) |
事業期間 | 令和4年度から令和5年度 |
採択タイトル | 「海山里のつながりが育む自然資源で作るカーボン・サーキュラー・エコノミー拠点」 |
代表機関 | 公立大学法人宮城大学 |
参画機関
大学等 研究機関 | 九州大学、東北大学、東海大学、石巻専修大学、水産研究・教育機構 |
自治体 | 宮城県、南三陸町 |
企業等 | 宮城県漁業協同組合志津川支所、株式会社ケーエスフーズ、株式会社フィッシャーマン・ジャパン・マーケティング、株式会社カネキ吉田商店、マルキュー株式会社、三陸飼料株式会社、有限会社高木商店、株式会社石渡商店、株式会社はつらつ、アミタ株式会社、理研食品株式会社 |
宮城大学におけるプロジェクト体制
拠点運営機構の設置責任者 | 理事・副学長 研究推進・地域未来共創 センター長 事業構想学群 教授 | 風見 正三 |
プロジェクトリーダー | 理事・副学長 食産業学群 教授 | 西川 正純 |
副プロジェクトリーダー | 事業構想学群 教授 | 小沢 晴司 |
プロジェクトリーダー補佐 | 研究推進・地域未来共創センター 副センター長・准教授 | 庄子 真樹 |
産学連携マネジメントリーダー | 研究推進・地域未来共創センター 副センター長 | 佐藤 尚志 |
研究開発課題1リーダー | 食産業学群 准教授 | 片山 亜優 |
研究開発課題2リーダー | 食産業学群 教授 | 金内 誠 |
研究開発課題3リーダー | 食産業学群 准教授 | 柳澤 満則 |
本リリースに関するお問い合わせ先
研究推進・地域未来共創センター
企業や地方自治体・機関・団体のニーズや課題に対して、研究推進・地域未来共創センターは宮城大学の持つ多彩な人材・研究・技術・ノウハウなどを活かしながら、イノベーションや活性化の解決策を生み出していきます。そして、地域産業の発展や魅力的な地域づくりなど地域の可能性を広げるために、従来の手法や領域にとどまることなく、さまざまな分野で共創し、宮城大学のミッションの一つである地域社会への貢献を目指します。
担当:宮城大学 研究推進・地域未来共創センター 庄子
〒981-3298 宮城県黒川郡大和町学苑 1 番地 1
TEL:022-377-8319 FAX:022-377-8421
email:syoujin(a)myu.ac.jp
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