新着情報
20.05.20
【学生向け】「新しい生活様式」に沿った行動をお願いします(5月20日発信)
※本ページはバックアップページです。最新の情報を確認してください。
学生各位
令和2年5月20日
スチューデントサービスセンター
健康支援室
宮城県では5/14に緊急事態宣言が解除されましたが、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の提言にもあるように、この感染症への対応については、長丁場を覚悟しなければなりません。
感染リスクがゼロになってから以前の生活を再開するのではなく、感染リスク、感染拡大リスクを下げていきながら、以前の生活と同じではないにせよ、生活を再開させていくことが必要になります。
再び大きな流行を起こさないように、ウイルスと上手に付き合っていくためには、これまでの“人との接触8割減”とまではいかなくとも、“6割減は維持”しながら、“新しい生活様式”を取り入れていく必要があります( 「新しい生活様式」の具体例については以下をご覧ください)。
NHK “特設サイト 新型コロナウイルス 専門家会議「新しい生活様式」の実践例”
学生の皆さんには、これまでも健康管理・感染予防のための行動をお願いしてきましたが、「新しい生活様式」を踏まえ、引き続き以下の行動をとるようお願いします。
日常生活のこと
まず、以下の3つのことが基本となります。
-
身体的距離(フィジカルディスタンス)の確保
-
マスクの着用
-
手洗いの励行
そのためには具体的に、
-
人との間隔をできるだけ2メートル(最低1メートル)あける
-
症状が無くても、会話するとき、人と近づくときは必ずマスクを着用する
-
3密を避ける(部屋の換気、大勢で集まらない、近距離での会話をしない)
-
会話をする際は、できるだけ真正面を避ける
-
帰宅したらまず手や顔を洗う
ようにしてください。
感染リスクが高くなる場所は徹底して避けてください。具体的には、
-
夜間の飲食店や繁華街への外出は引き続き控える
-
友人などと食事をする時は、対面ではなく横並びに座る、会話は控えめに
-
カラオケなど他者と同室の状態で歌うことは避ける
-
遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ(ただし、屋外であっても人が多く集まる場所は避ける)
-
屋内のスポーツ施設やジムの利用は控える
-
買い物はすいている時間を選ぶ
-
公共交通機関を利用する時は、会話を控え、混んでいる時間を避ける
ようにしましょう。
また、免疫力を下げないよう、規則正しい生活をするよう心がけてください。
きちんと朝起きて、夜寝る生活をしてください。
アルバイトについて
経済面などいろいろな事情があると思いますが、居酒屋など酒類を出すことをメインとした飲食店でのアルバイトは極力避けてください(飲食時はマスクを外すだけでなく、飲酒すると声が大きくなります。また行動のコントロールが効かなくなり、いろいろな所に触れたりします。客の中に感染者がいた場合、飛沫感染・接触感染のリスクが非常に高くなります)。コンビニのレジなど、不特定多数の方と接する機会の多いアルバイトでは手洗いを心がけ、洗っていない手で顔を触れることがないよう注意してください(客に感染者がいた場合、感染者の触れたものに触れる可能性が高いといえます。その手で目や口などに触れるとそこから感染するリスクがあります。できるだけこまめに手を洗うようにしてください)。
感染リスクを意識し、身を守る方法を考えてください。
旅行や移動について
宮城県では新規感染者数が0の日が続いていますが、全国ではいまだに感染者数が減っていない地域もあります。今後、宮城県内で感染を拡大させないためにも、とくに帰省や旅行のために県外へ移動することや、県内であっても居住地を越えて長距離の移動をすることは、引き続き控えてください。また、感染の流行が続いている地域(北海道、東京近辺、大阪近辺など)から知人や家族を呼び寄せることも控えるようにしてください。
外出する時は、マスクを必ず着用し、人の多い場所は避けてください。人とすれ違うときはできるだけ距離をとるようにしてください。
体調管理について
「新しい生活様式」では、毎日きちんと体調チェックをすることが日常生活を営む上での基本となります。1日2回の体温測定と体調チェックをし、「体温測定記録」に記録するようお願いします(「体温測定記録」は。経過観察期間の記録を想定して作られていますが、健康管理として使用してください)。
体温計はできるだけ購入してください。もし、どうしても手に入らない場合は、体調チェックだけでも必ず行ってください(体温計が無くても、例えば、いつもより熱っぽく、脈が速いな、と感じたときには、熱があるかもしれません。また、体温計がない場合、保健室でも相談を受け付けています)。
新型コロナウイルス感染症の疑いがある場合は、宮城大学ウエブサイト「こころとからだのサポート」内の「【フロー2】新型コロナウイルス感染症の場合」を見てください。
新型コロナウイルス感染症の疑いはないが、自宅で待機していた場合(軽くても発熱や風邪の症状があった、少しでも体調が悪かった等)は、決して無理をせず、症状が治まった後、最低3日間(かつ症状が出てから1週間を経過するまで)は、自宅で療養を続けるようにしてください。
新型コロナウイルス感染症の感染者数は減っていても、全国では、いまだに医療体制がひっ迫した地域もあります。また海外では、制限の解除後に流行の第2波が起きています。
まだまだ気を緩めることはできませんが、一方で、いつまでも家の中でじっとしているわけにもいきません。
ウイルスと上手に付き合いながら、ひとりひとりが“新しい生活様式”を身につける努力をしていきましょう。