新着情報
23.10.23
(開催終了)10/31締結式-宮城大学と人来田学区連合町内会が連携協力/食を通じた持続可能な地域づくりを目指して
宮城大学と宮城大学太白キャンパス近隣の人来田地区の5つの町内会が共同して構成する「人来田学区連合町内会」との連携協力に関する協定を10月31日に締結することとなりましたのでお知らせします。
プレスリリース: |
協定締結式・合同記者発表開催内容
協定名称 | 宮城大学と人来田学区連合町内会との連携協力に関する協定 |
連携内容 |
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協定締結式 日時 | 令和5年10月31日(火)14:00~14:30 ※締結式終了後、同会場にて佐々木啓一学長による近隣住民を対象とした記念講演を行います。記者の方の参加も可能です。 (講演予定内容:口腔機能と食事と健康に関することについて) |
場所 | 宮城大学太白キャンパス 多目的ホール 〒982-0215 宮城県仙台市太白区旗立二丁目2番1号 |
お問い合わせ | 宮城大学研究推進・地域未来共創センター、菅原、岸根 電話:022-377-8554、FAX:022-377-8412 Mail:chiren-office@myu.ac.jp |
ご取材登録 | 取材をご希望の方は、事前登録フォームから10月27日(金)正午までに登録をお願いします。なお、状況によって記者発表を取りやめとする場合もございます。取りやめとする場合には事前登録フォームからご登録いただいた代表者様に連絡いたします。 |
食を通じた持続可能な地域づくりを目指して
宮城大学ではこれまで人来田地区と様々な交流を重ねており、食品アクセス、超高齢化対策などに地域の総力を挙げて対処する試みを行っています。これら取り組みはSDGsの複数の目標達成に貢献しますが、特に目標11(住み続けられるまちづくりを)を推進するものとしています。本協定は、食を通じた持続可能な地域づくりの推進や関係機関との活動促進を主たる連携の内容としていますが、将来的には食を起点とした地域ステークホルダーの力を結集した住み続けられる地域環境の構築、大学の教育研究への地域住民の関与、大学附属農場を活用した若年層から高齢者までの包摂的(インクルーシブ)な地域社会の構築を目指すものです。
人来田学区連合町内会について
人来田学区連合町内会は、宮城大学太白キャンパスに隣接する地域の人来田小学校の通学区を中心とする5町内会の連合体です。本地域は仙台市の丘陵地の上部を開発したニュータウンであり、本学太白キャンパスも含めた1つの地区を形成しています。令和4年度で総世帯数は約3,000、約6,400人が生活し、宮城大学の学生も100人程度居住していますが、地域の65歳以上の高齢化率は42%と高く、内閣府が示す高齢社会白書の40年後の高齢化率推計値である38.4%を上回っています。また日々の生活に必要な食料品店へのアクセスなど、地域の持続性を維持する上での多くの課題を抱えており、同連合町内会が地域の幅広い関係者・組織が連携するためのプラットフォーム的な役割を担う組織体となっています。
これまでの人来田地区との交流について
人来田地区の高齢者を対象に「共食」をテーマとした稲刈りイベントを坪沼農場で開催/食産業政策研究室
太白キャンパス近隣(人来田地区)の高齢者を対象に、宮城大学坪沼農場において「共食:家族や仲間が食卓を囲んでコミュニケーションをとりながら食事をすること」をテーマとした稲刈りイベントを開催しました。
食産業学群の学生たちがミニポッケ祭で地域のつながりに貢献する新たなスイーツを開発・販売!!/食産業政策研究室
食産業学群の学生たちが仙台市太白区人来田地区の障害者就労継続支援 B 型事業所である「ポッケの森」と新たなスイーツの企画・開発。 6 月 10 日に開催された地域交流イベント「ミニポッケ祭」に参加し、販売しました。
買い物弱者対策に「小型移動店舗」人来田地区でお試し運行
小型移動店舗は、みやぎ生協柳生店を出発して、仙台南ニュータウン・萩の台を巡回、最後は太白キャンパスに到着し、移動販売を実施しました。太白キャンパスでは近隣住民や多くの学生・教員が集まり、30分程度停車する中で31件の販売実績を記録。同日1日の売り上げは10万円を超え、通常の3倍以上となりました。
「買い物弱者」対策として人来田地区で買い物バス運行実験
買い物バス運行の実証実験は、4日間の太白区茂庭の「ヨークベニマル茂庭店」と「仙台南ニュータウン・萩の台」の間のアクセス手段として運行し、仙台南ニュータウン町内から46人、萩の台町内会から14人の乗車モニターが買い物バスを体験しました。
人来田中学校で「食育」の授業を実施/食産業政策研究室
南吉成学校給食センターが給食で出してもらいたいメニューを募集する「リクエスト献立」の取り組みを活用しました。人来田中学校の2年生を対象として、グループワークを通して、友人達の食に対する考え方の違いや行動に触れながら、生徒たちが給食のメニューを考える課題を実施しました。
いつの間にか変わったの?食べ物の安全の常識!―科学で分かってきた食べ物の安全のリ・ク・ツ―
公開講座として、食産業学群 作田竜一教授が講師を務め、食中毒の種類や細菌の増殖の仕方、近年の食中毒事件発生状況の推移などについて説明した上で、カレーのウェルシュ菌、はちみつのボツリヌス菌などを例に、健康被害の状況や対策について解説しました。