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25.01.28
1/25小学生・中学生向け「仕事とくらしを学ぶイベント」に食産業学群金内研究室が出展、発酵クイズや模擬講義を実施しました
フードマネジメント学類金内研究室は、発酵・醸造技術を用いた商品開発及び高品質製造や未利用食材の有効利用について研究・開発をしています。1月25日(日)、一般社団法人学びの支援協会主催「仕事とくらしを学ぶイベント~たべる・くらす・はたらく~『食』に関わるブースで『知る・体験』」に金内研究室が出展しましたのでお知らせいたします。
食産業の担い手である企業とともに、⼦どもたちに地域の「⾷」を⽀える魅⼒を伝える
本イベントは、未来の⾷材ファンや⾷産業の応援者となる次世代に向けて、⾷材への愛着と興味を育む場です。地域の⾷産業の担い⼿たちが、直接⼦どもたちにその魅⼒や価値を伝え、ファンマインドを育てることが目的です。食産業学群金内研究室のほか、仙都魚類株式会社、青果の輸出実験などでも協働している株式会社仙台水産・仙台あおば青果株式会社、和食レストランまるまつの運営で知られる株式会社カルラ、仙台市中央卸売市場などが体験プログラムを出展しました。宮城大学のブースには、約30組のご家族が参加、発酵クイズや発酵に関する模擬講義を受講しました。
発酵クイズは、金内教授及び研究室所属の3年生の吉田穂香さん・宮川咲良さんが行いました。クイズは4問構成で3択クイズとし「酵母の発酵でつくられるものは?」「1.ケーキ、2.納豆、3.パン・ピザ生地の以下の3つから選んでください」といったような、小学生でもわかる身近な発酵食品についてのクイズとしました。また、あらかじめ参加を予約していただいた方には、現在の取り巻く食の問題(自給率)や輸入食材、そして健康に良い発酵食品である味噌などの話題を、小学生でもわかりやすい形で模擬講義を行いました。あわせて、体験コーナーでは、顕微鏡でのパン酵母の観察や麹菌の観察などの体験を提供しました。
金内教授は「今回の企画は初めてで、常に相手にしている大学生や一般の方とは異なり、漢字を平仮名にしたり、内容をかみ砕き小学生でもわかりやすい内容にしたりするのが大変でした。しかし、顕微鏡を興味持って覗く小学生もおり、将来の担い手となる子どもたちが、発酵学・醸造学、食産業について興味をもってくれたらうれしいなと思いました」とコメントしています。
開催概要
イベント名 | 仕事とくらしを学ぶイベント~たべる・くらす・はたらく~「食」に関わるブースで「知る・体験」 |
日時 | 2025年1月25日(土) 10:00~16:30 |
場所 | 仙台子ども体験プラザ(アエル8階) |
対象 | 小学生・中学生の児童生徒・ご家族 |
参加費 | 無料 |
主催 | 一般社団法人学びの支援協会 |
協力 | 仙台市教育委員会 |
出展 | 仙都魚類株式会社、株式会社仙台水産、仙台あおば青果株式会社、株式会社カルラ、宮城⼤学⾷産業学群、仙台市中央卸売市場 |
※金内研究室の出展には、研究推進・地域未来共創センターのコーディネートにより実現しました。
研究者プロフィール
・金内 誠(かなうち まこと):食産業学群 教授
発酵・醸造技術を用いた商品開発及び高品質製造に関する研究を行っています。
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研究推進・地域未来共創センター
企業や地方自治体・機関・団体のニーズや課題に対して、研究推進・地域未来共創センターは宮城大学の持つ多彩な人材・研究・技術・ノウハウなどを活かしながら、イノベーションや活性化の解決策を生み出していきます。そして、地域産業の発展や魅力的な地域づくりなど地域の可能性を広げるために、従来の手法や領域にとどまることなく、さまざまな分野で共創し、宮城大学のミッションの一つである地域社会への貢献を目指します。