大学での学びを体験し進学の動機づけにつなげる
アカデミック・インターンシップ
高校生が「宮城大学での学び」に触れながら、「深い学び」について考え、自己の進路に対する目的意識を高める機会を提供しています。大学での授業を体験することを通じ、宮城大学で学ぶことの魅力や学問の深さを知り、探究心を高めます。また、座学だけでなく、ゼミや演習、先輩学生との関わりといった体験的な学びを組み入れたプログラムも提供しています。
充実した夏の大学体験プログラム「宮城大学アカデミック・インターンシップ」
令和8年度は8月7日に大和キャンパス・太白キャンパスにて同時開催し、県内外から43校213名の高校生らが受講しました。2017年度から連続した開催で、各学群開講講座の受講生は大和キャンパスと太白キャンパスに分かれ、初めに基盤教育科目を受講し、その後、自らが希望する分野の学類プログラムを受講しました。また、今年は各学群開催の講座に加え、特別講座を設けました。特別講座受講生は、1日を通してAIやVRなどの最新テクノロジーの体験や課題解決の思考法を実践的に学びました。
8/7 令和8年度宮城大学アカデミック・インターンシップを実施しました
2026 年度開講科目一覧
《各学群開講講座:基盤教育科目を各キャンパスで必修受講》
大和キャンパス 基盤教育科目
0 をたす、1 をかける、帳尻を合わせる ― 数式を柔らかく扱うヒント
基盤教育群|三浦 幸平
中学校、⾼等学校で、これまで様々な数学を学んできたことと思います。この講義では、その各単元の主なテーマに付き添って現れる名脇役である「式変形」にスポットをあてます。既に学んだ幾つかの単元を振り返りながら、余裕をもって、各テーマの根底にある動機の再確認と、「式変形」に必要な “ヒラメキ”と呼ばれがちな技術のコツを紹介してみます。数式をシチュエーションに応じて柔らかく捉えることの⼤切さが伝わればと思います。
※看護学群、事業構想学群全受講生共通必修科目

太白キャンパス 基盤教育科目
ボディメイクとパフォーマンスを「科学」する 〜その努⼒と理論を“⾃分最適”に変える動作戦略の第⼀歩〜
基盤教育群|河⻄ 敏幸
SNS には様々なダイエット法やトレーニング法があふれています。「頑張っているのになぜか変わらない」・・・そんな経験はありませんか?体⼒・運動能⼒レベルにかかわらず、科学的根拠(エビデンス)がある⽅法でも万全とは限らないケースが少なくありません。正しい理論や知識を「⾃分⾃⾝の感覚」や「⾼度な実践知」と結びつけ、⾃分に合った形で使いこなすことこそ、⾝体のポテンシャルを最⼤限に引き出すアプローチとして不可⽋といえます。
本講座では、将来的な健康にも⼤きく影響しうる重要な⾼校時代を中⼼に、流⾏だけに左右されない「最新のスポーツ科学」に基づいた⾝体の動かし⽅や考え⽅をわかりやすく紹介していきます。「なんとなく」の努⼒や習慣を、⾃分に最適な「根拠ある戦略」へアップデートするヒントを探っていきましょう。
※食産業学群全受講生共通必修科目
《希望する学類プログラムから1コースを選択受講》
⾼齢社会のヘルスプロモーション 〜Prevention is better than cure はなぜ必要なのか〜
看護学類|⼤沼 由⾹
現在、⽇本は世界トップクラスの⾼齢社会を迎え、およそ3 ⼈に1 ⼈が⾼齢者という時代になっています。これに伴い、21 世紀の医療は「病気を治すこと」だけを⽬的とするのではなく、その⼈の暮らしを「治し、⽀える医療」へと、⼤きなパラダイムシフト(転換)が始まっています。
本講座では、この新しい仕組みである「地域包括ケアシステム」と「看護」の役割について解説します。後半のグループワークでは、カードゲームや健康体操を通じて、これからの時代に求められる⾼齢者看護を楽しくシミュレーションします。あなたの⾝近な⾼齢者の⽅を思い浮かべながら、「いつまでも健やかに過ごすための健康づくり」や「⼈⽣の最期をどう⽀えるか(看取りケア)」について、⼀緒に考えてみませんか?
『モヤモヤ』から始まる批判的思考へのご招待
事業プランニング学類|浅沼 ⼤樹
⼈が何かを考えるとき、そこには必ずモヤモヤがあります。「何が正しいのだろう?」「なぜそうなるのだろう?」そうしたモヤモヤこそが、思考を促すのです。
この講義では、「僕たちはどう⽣きるか」ということについてのモヤモヤをたくさん投げかけます。本講義の⽬的は、講義を聴いた皆さんが、投げかけられたモヤモヤが気になって思わず調べたり本を読んだり考えすぎて眠れなくなってしまう夜を迎えてしまうことです。
地域DXを活用した将来のまちづくり
地域創生学類学類|⽯内 鉄平、⼩沢 晴司、⾼橋 信⼈、千葉 克⼰
わたしたちが暮らす⾝近な地域は、テクノロジーの活⽤により、これまで⾒えなかった情報や課題を捉えられるようになります。本講義では、地域の実態把握におけるデジタル技術の活⽤を学び、現地での観察と画像データや地理情報などを組み合わせて、地域の姿を捉える⼿法を理解します。実際に現地を歩いて⾏う観察と、データの⽣成・解析を通して、地域理解に役⽴つ情報収集と客観的な地域分析のあり⽅を考えます。

聴こえるデザイン
価値創造デザイン学類|⻑崎 智宏
⽇常の中で聴いている⾳や⾝の回りの様々な⾳を「観察」し、そこに隠されたデザインを発⾒するワークショップを⾏います。⾳を集めて分類し、それぞれの特徴を調べながら、私たちは⾳をどのように捉えているのか、⼀緒に考えてみましょう。
このワークショップを通じて、無意識に聴き流している⾳に意識を向けることになります。そこで問い直してみます ― ⾳は、誰もが同じように感じられるのでしょうか?

⾷べ物はどこから来て、どう届くのか−スーパーに並ぶ⾷べ物の秘密−
食産業学群|⿃⽻ ⼤陽、緩⿅ 泰⼦
スーパーに並んでいる⽶や野菜は、どこで作られ、どのようにして私たちの⾷卓に届いているのでしょうか。このプログラムでは、⾷べ物が「作られてから⾷卓に届くまで」の流れをたどりながら、作物研究(⾃然科学)と⾷品流通(社会科学)の双⽅の視点から⾷のしくみを学びます。
まず、農産物がどのように作られ、新しい品種が研究によって⽣まれるのかを紹介します。
次に、⾷べ物が農家から市場やスーパーを通って私たちのもとに届くまでの流通の仕組みや、⾷べ物の価格がどのように決まるのかについて考えます。
⾷べ物の裏側にある「作る研究」と「届けるしくみ」のつながりを体験できるため、⾷や農業に興味がある⼈だけでなく、経済や社会のしくみに関⼼がある⼈にもおすすめです。

作物や⾷品に含まれる植物⾊素の不思議
食産業学群|岩井 孝尚、菰⽥ 俊⼀
野菜や果物の鮮やかな⾊には、驚くべき多⾯性が隠されています。例えば、紫⾊の⾊素アントシアニン。私たち⼈間にとっては、⽬に効くサプリメント等で知られていますが、抗酸化作⽤などを持つ⼤切な「栄養成分」です。⼀⽅で植物⾃⾝にとっては、強い紫外線から⾝を守る「⽇焼け⽌め」や、病原菌を遠ざける「防御物質」です。つまり、「⾃らが⽣き抜くための武器」として機能しているのです。
「ヒトが⾷べる」と「植物が育つ」で異なる価値を持つ⽣命の戦略。アントシアニンの分析を通して、この不思議な化学の世界を覗いてみませんか?
《特別講座 未来志向型アントレプレナー育成プログラムコース》
テクノロジーを体験し、未来志向で解決策を考えよう
事業構想学群|高山 純人 ほか
最新テクノロジーの体験と課題解決の思考法を学ぶ実践的なプログラムです。参加者は、ドローン操作やChatGPT などの⽣成AI などを体験し、技術の特性や活⽤⽅法について学びます。また、⽇頃感じている社会の課題について、テクノロジーを活⽤するとどのように解決策が広がるか。それを⼀緒に体験していきます。
- 令和8年度宮城大学アカデミック・インターンシップ[終了しました]
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宮城大学高大連携推進室事務局(企画・入試課企画・広報グループ)
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