大学での学びを体験し進学の動機づけにつなげる
アカデミック・インターンシップ
高校生が「宮城大学での学び」に触れながら、「深い学び」について考え、自己の進路に対する目的意識を高める機会を提供しています。大学での授業を体験することを通じ、宮城大学で学ぶことの魅力や学問の深さを知り、探究心を高めます。また、座学だけでなく、ゼミや演習、先輩学生との関わりといった体験的な学びを組み入れたプログラムも提供しています。
充実した夏の大学体験プログラム「宮城大学アカデミック・インターンシップ」
2024年8月8日、高校 2 年生を対象としたアカデミック・インターンシップを開催しました。宮城県をはじめ東北地域から33の高等学校、延べ149名の高校生らが参加しました。2017年度から連続した開催で、受講生は大和キャンパスと太白キャンパスに分かれ、初めに基盤教育科目を受講し、その後、自らが希望する分野の学類プログラムを受講しました。
2024 年度開講科目一覧
《基盤教育科目を各キャンパスで必修受講》
大和キャンパス 基盤教育科目
『若者語』の使用について考える
基盤教育群|菅原 謙
社会的に批判の対象とされがちな「若者語」ですが、その働き(機能)を考えると、それなりに誰かの役に立っていることがわかります。受講生は様々な視点で「若者語」の使用の是非について考え、新たな発見を得ました。
※看護学群、事業構想学群全受講生共通必修科目
太白キャンパス 基盤教育科目
英語で色々話してみよう!
基盤教育群|小島 さつき
アカデミック・インターンシップに参加した受講生同士がお互いのことを知るためのアイスブレイクとして、英語を使って思考するアクティビティを行いました。受講生は明るい雰囲気の授業の中、他の人と交流しながら楽しく学ぶことができました。
※食産業学群全受講生共通必修科目
《希望する学類プログラムから1コースを選択受講》
医療的ケア児と家族にとっての
『家族らしい暮らし』について考える
看護学類|三上 千佳子
日常生活を送る上で、医療機器や医療的なケアを必要とする子どもである医療的ケア児とその家族の暮らしを支える看護について学びました。受講生は医療的ケアの体験やグループワークを通して、医療的ケア児と家族にとっての「家族らしい暮らし」を可能にする看護について考えました。
事業構想学を学び、未来を創造しよう
可能性を創造しよう
事業構想学群|澁田 一夫、宮﨑 義久、太田 賢
最新テクノロジーを活用してどんな事業構想ができるようになるのか。受講生は、事業構想学群の3つの学類に所属する各教員のディスカッションを通じて、各学類の特徴や未来志向の学びについて考えるとともに、講義中にチャットを用いてリアルタイムでの質問を行うなど、双方向での講義を体験しました。
※事業構想学群全受講生共通必修科目
生成系AIを活用した、事業プランニングの方法
事業プランニング学類|澁田 一夫、安藤 裕
生成系AIの最新動向を知るとともに、Chat GPTを使ったマーケティングリサーチやデータ分析の方法、画像系AIを使ってどんなことができるのかを学びました。受講生は実際に生成系AIの使用を体験し、新たな気づきを得ました。
地域DXを活用した将来のまちづくり
地域創生学類学類|宮﨑 義久、石内 鉄平
地域に存在する地域資源の現状や価値を把握して、地域課題を見出し、最新テクノロジーを用いた課題抽出の方法を学び、課題解決や将来の「まち」のあり方について考えました。受講生は、ドローン操縦のためのプログラミング体験やグループワークを通じ、地域課題の解決策について検討しました。
データを活用する情報サービスのデザイン
価値創造デザイン学類|太田 賢
情報サービス提供者の視点で、地域の問題や身近な課題を解決する情報サービスについて考えました。受講生は、グループワークを通して、日頃のユーザーとしての立場から一歩進んだ視点で、様々なアイデアを出し合い、新しい発見を体験しました。
私の推しトマト、君ならどう売る?
食産業学群|菊地 郁、滝口 沙也加
高糖度トマトを対象として、栽培方法という視点での「生産技術」と販売・コミュニケーションという視点での「マーケティング」の両面から、食の未来について学びました。受講生は、本格的な器具を使った実験を体験するとともに、受講生同士のグループで協力し合い、マーケティングに取り組みました。
- 令和6年度宮城大学アカデミック・インターンシップ[終了しました] →令和6年度の実施の様子はこちら
- 令和5年度宮城大学アカデミック・インターンシップ[終了しました] →令和5年度の実施の様子はこちら
- 令和4年度宮城大学アカデミック・インターンシップ[終了しました]
→令和4年度の実施の様子はこちら - 令和3年度宮城大学アカデミック・インターンシップ(オンライン)[終了しました]
- 令和2年度宮城大学アカデミック・インターンシップ(オンライン)[終了しました]
- 令和元年度宮城大学アカデミック・インターンシップ[終了しました]
→令和元年度の実施の様子はこちら
お問い合わせ
〒981-3298 宮城県黒川郡大和町学苑1番地1
宮城大学高大連携推進室事務局(企画・入試課企画・広報グループ)
電話:022-377-8594 FAX:022-377-8282 E-mail:kouhou@myu.ac.jp