大学での学びを体験し進学の動機づけにつなげる

アカデミック・インターンシップ

高校生が「宮城大学での学び」に触れながら、「深い学び」について考え、自己の進路に対する目的意識を高める機会を提供しています。大学での授業を体験することを通じ、宮城大学で学ぶことの魅力や学問の深さを知り、探究心を高めます。また、座学だけでなく、ゼミや演習、先輩学生との関わりといった体験的な学びを組み入れたプログラムも提供しています。

充実した夏の大学体験プログラム「宮城大学アカデミック・インターンシップ」

2023 年 8 月 8 日、高校 2 年生を対象としたアカデミック・インターンシップを開催しました。宮城県をはじめ東北地域から31 の高等学校、延べ 135 名の高校生らが参加しました。2017年度から連続した開催で、受講生は大和キャンパスと太白キャンパスに分かれ、初めに基盤教育科目を受講し、その後、自らが希望する分野の学類プログラムを受講しました。
最後に修了式を行い、受講生一人ひとりに修了書を渡しました。参加した高校生からは、「大学の雰囲気を感じ取れ、自分の学びたいものを学ぶことができた」「進路を考えるいいきっかけになった」という感想が寄せられました。宮城大学高大連携推進室では、今後も大学での学びを体験できる機会、進路について意識するための機会を積極的に設けていきます。


2023 年度開講科目一覧

《基盤教育科目を各キャンパスで必修受講》

大和キャンパス 基盤教育科目
高校時代の科学的な健康体力づくり -そのボディメイク、ダイエット、トレーニングは“自分にとって”正しい?-
基盤教育群|河西 敏幸

高校時代のボディメイクについて、最新理論や身体の動かし方を通し、自分にとって最適な健康体力づくりを学びました。受講生は身近なボディメイクについて、実際に体を動かしながら楽しく体験をし、今後もためになる学びを得ました。※看護学群、事業構想学群全受講生共通必修科目

太白キャンパス 基盤教育科目
英語と日本語の違いを理解し楽しむ
基盤教育群|マーガレット・チャン

英語と日本語の発音や語順の違いを理解し、実践するための様々なアクティビティを行いました。受講生は明るい雰囲気の授業の中、他の人と交流しながら楽しく学ぶことができました。※食産業学群全受講生共通必修科目


《希望する学類プログラムから1コースを選択受講》

身体の外側から内側を感じる・考える
看護学類|金子 健太郎

看護において重要な位置づけにある、身体の外側の観察から身体の内側を感じる・考えるプロセスについて体験し、身体の面白さ・奥深さについて学びました。受講生は最新のスキルスラボで医療機器やモデル人形に実際に触れながら、1つ1つの内容を丁寧に学ぶことができました。

自分の “価値” って何だろう? ~商品の差別化戦略を通して~
事業プランニング学類|安藤 裕

自分を 1 つの商品に例えた場合の価値の創り方について、経営学だけでなく、心理学やバックキャスティングからも考えていきました。受講生はグループワークで他者と交流を深めながら、自分の目標を書き出すことの面白さを感じていました。

人の目、鳥の目、宇宙の目、DXを活用した地域の見方
地域創生学類|石内 鉄平

地域の課題発見や解決策の検討についてグループワークで話し合うとともに、地域を人の目、ドローンの目、衛星画像の目から見る際のメリット・デメリットを学びました。受講生はグループワークで様々な意見に触れながら、実際にドローンを操作することで、物事の見方には様々な種類があることを理解できました。

ビジュアルコミュニケーションー視覚によるメッセージ伝達
価値創造デザイン学類|土岐 謙次

1つの事象に対して多様な価値観があり得ることをビジュアルイメージを通して考えました。受講生は自分自身で考えながらも、グループワークで他の人の意見も聞くことができ、1つの絵や写真、広告でも人によって印象が違うことを実感できました。

『食』とSDGs:持続的な食料生産からエシカル消費まで
生物生産学類|川島 滋和

「食」の様々な問題とSDGsがどうつながっているかを考えました。受講生は中等学校や高等学校の授業でも取り上げられるSDGsの「食」について、大学の授業として発言を交えながら、多角的な面から考えることができました。

見たことのない『おいしい食感ドリンク』をつくってみよう!
フードマネジメント学類|石川 伸一

新たな調理法である分子調理法を学び、「おいしい食感ドリンク」を考え、実際につくる中で、「おいしさとは何か」「おいしさの未来」について考えました。受講生は分子調理法について知り、他者と一緒に意見を出し合いながら様々な食感のドリンクを作る体験を通して、「おいしさ」についての興味を深めました。



お問い合わせ

〒981-3298 宮城県黒川郡大和町学苑1番地1
宮城大学高大連携推進室事務局(企画・入試課企画・広報グループ)
電話:022-377-8594 FAX:022-377-8282 E-mail:kouhou@myu.ac.jp

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