新着情報
23.03.03
(開催終了)3/27 三上教授による公開講座「宮城県産板海苔の品質が高い理由 ~生物学と養殖技術の関係~」を開催します(要申込~3/24)
宮城大学では,⼤学の研究・教育成果を広く社会に還元する公開講座を実施しています。3月27日,宮城県産の海苔のトップブランド化を目指す食産業学群三上浩司教授を講師として,飲⾷店の料理⼈や⾷に関わる企業など専⾨家を対象とした専門セミナーを宮城大学サテライトキャンパスで開催しますのでご案内いたします。参加には申し込みが必要ですので,ご希望の方は下記フォームよりお申し込みください。
3/27食のプロフェッショナルに向けた専門セミナー |
テーマ:宮城県産板海苔の品質が高い理由 ~生物学と養殖技術の関係~
食産業学群三上 浩司教授は,植物分子生物学,水圏植物生理学,海藻生物学を専門分野とし,海苔の原材料であるスサビノリやウップルイノリなどの原始紅藻を研究材料として,発生・形態形成・環境ストレス応答などの基礎研究や,それらの知見を活かして,例えば地球温暖化のノリ養殖業へのダメージを緩和するための技術開発や高温耐性品種の作出などの応用研究を行っています。また,日本応用藻類学会の会長を務め食産業学群に学会本部を設置するなど,宮城県を中心とした「東北から世界に向けた海藻研究成果の情報発信」にも取り組んでいます。
今回のテーマは「宮城県産板海苔の品質が高い理由 ~生物学と養殖技術の関係~」,少⼈数のセミナーで話題を特化し,より深いお話を展開する予定です。メニュー開発や飲⾷店のサービス向上につなげるため,ぜひご参加ください。
開催概要
名称 | 食のプロフェッショナルに向けた専門セミナー 「宮城県産板海苔の品質が高い理由 ~生物学と養殖技術の関係~」 |
開催日程 | 2023年3月27日(月)14:30~16:00 |
会場 | 宮城大学サテライトキャンパス (宮城県仙台市青葉区中央4丁目6-1 SS30 2階) |
対象 | どなたでもご参加いただけます |
参加費 | 無料 |
申し込み方法 | 申し込みフォームよりお申し込みください。 |
プログラム | 14:00 受付開始 14:30 開会,講演:「宮城産板海苔の品質が高い理由 ~生物学と養殖技術の関係~」 15:30 質疑応答・意見交換 16:00 閉会 |
問合せ先 | 宮城大学研究推進・地域未来共創センター 庄子 TEL:022-377-8319 E-mail:chiren-office(a)myu.ac.jp ※メールの際は(a)を@に変えてご利用ください。 |
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研究推進・地域未来共創センター
企業や地方自治体・機関・団体のニーズや課題に対して,研究推進・地域未来共創センターは宮城大学の持つ多彩な人材・研究・技術・ノウハウなどを活かしながら,イノベーションや活性化の解決策を生み出していきます。
そして,地域産業の発展や魅力的な地域づくりなど地域の可能性を広げるために,従来の手法や領域にとどまることなく,さまざまな分野で共創し,宮城大学のミッションの一つである地域社会への貢献を目指します。