新着情報
26.03.09
3/1みやぎテレナース育成プログラム「遠隔診療・看護フォーラム」を大崎市民病院と共同開催しました
高齢化や交通手段の減少により通院が困難な方が増えている宮城県。その課題に対する一方策として、本学が開講している「みやぎテレナース育成プログラム」も5年目を迎えます。当初は本学の教職員を中心に展開していましたが、徐々に協力の輪が広がり、2026年3月1日には大崎市民病院の皆様と「遠隔診療・看護フォーラム」を共同開催いたしました。
フォーラムは仙台市医師会の診療カーやリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」のデモンストレーションも体験できる内容になっており、会場である大崎市民病院には50名を超える方々に来場いただきました。遠隔診療・看護に関する講演や座談会、鳴子分院の取り組み紹介はオンラインでも配信し、総勢100名近くの方にご参加いただくことができました。地域の医療従事者の方はもちろんのこと、本プログラムの修了生も参加くださり、これまでの取り組みの振り返りや今後のビジョンを共有する良い機会となりました。
仙台市医師会、大崎市民病院、宮城大学で遠隔診療・看護のビジョンを共有する機会にも
宮城大学の佐々木啓一学長がこれまでの本学の取り組みや本フォーラムの趣旨を開会挨拶でお伝えした後、仙台市医師会安藤健二郎会長より遠隔診療の現状や遠隔看護との協働の重要性について講演をいただきました。フロアからは遠隔聴診器の作成など安藤会長の独創性豊かな取り組みに感銘を受けたといった声が寄せられ、終始和やかな雰囲気での進行となりました。



座談会では、本学の金子さゆり教授より「みやぎテレナース育成プログラム」の取り組みと効果について紹介した後、令和7年度育成プログラムの修了生である大崎市民病院の千葉美登里看護師長と大場裕子看護師長に登壇いただきました。本学の齊藤奈緒教授の進行のもと、プログラムの受講動機や大変だったこと、受講生同士の学び合いについて語り合いました。




大崎市におけるオンライン診療の取り組みの紹介では、鳴子温泉分院の佐藤明裕文院長にご登壇いただきました。地域の現状や住民の要望・困り事に即した遠隔医療の形として、公民館や老人保健施設、調剤薬局、郵便局との有機的な連携を構築し、必要な医療・看護をタイムリーに提供されている実践例をご紹介いただきました。
大崎市民病院の神波力也院長の閉会の挨拶では、鳴子温泉分院での実践を「鳴子モデル」として発信しつつ、今後も宮城県・全国の遠隔医療・看護の普及・啓発に向けて、仙台市医師会、大崎市民病院、宮城大学で協働しながら取り組んでいくことが共有されました。


診療カーで遠隔診療を模擬体験できるブースも盛況
会場にお越しいただいた方々は通信機器と医療機器を載せた「診療カー」や、リアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」のデモンストレーションを体験されました。参加された方々はモニターや呼吸音の鮮明さ、タイムラグのないコミュニケーションなどに感動されている様子でした。





左から、本学金子さゆり 教授、大崎市民病院 神波力也 院長、仙台市医師会 安藤健二郎 会長、本学齊藤奈緒 教授
大崎市民病院鳴子温泉分院 千葉美登里 看護師長(令和7年度みやぎテレナース育成プログラム修了生)


